【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
6/7(火) | 21:30 | 貿易収支 | -1077億USD | -895億USD | -871億USD |
6/9(木) | 21:30 | 新規失業保険申請件数 | 20.2万件 | 20.6万件 | 22.9万件 |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 130.6万人 | 130.3万人 | 130.6万人 | |
6/10(金) | 21:30 | 消費者物価指数[前月比] | +0.3% | +0.7% | +1.0% |
21:30 | 消費者物価指数[前年比] | +8.3% | +8.3% | +8.6% | |
21:30 | 消費者物価指数[コア][前月比] | +0.6% | +0.5% | +0.6% | |
21:30 | 消費者物価指数[コア][前年比] | +6.2% | +5.9% | +6.0% | |
23:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 58.4 | 58.1 | 50.2 |
今週の振り返り
先週に引き続き、400pipsの上げで134円台となり20年ぶりの円安基準になっています。
日銀黒田総裁の発言が6月7日(火)、8日(水)と連日続き、それらが『金融緩和の継続』であった為、より円安を加速させたものと見られます。
また、6月10日(金)に財務相・日銀・金融庁の三者会合が行われ、一時円買いに動きましたが、全戻しとなっています。「円安の進行を憂慮」という発言も何も出来ないという見方が依然多いです。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
6/14(火) | 21:30 | 生産者物価指数[前月比] | +0.5% | +0.8% |
21:30 | 生産者物価指数[前年比] | +11.0% | +10.8% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前月比] | +0.4% | +0.6% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前年比] | +8.8% | +8.6% | |
6/15(水) | 21:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | -11.6 | +3.0 |
21:30 | 小売売上高[前月比] | +0.9% | +0.1% | |
21:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | +0.6% | +0.7% | |
6/16(木) | 3:00 | FOMC政策金利[上限] | 1.00% | 1.50% |
3:00 | FOMC政策金利[下限] | 0.75% | 1.25% | |
3:30 | パウエルFRB議長定例会見 | ** | ** | |
21:30 | 住宅着工件数 | 172.4万件 | 170.7万件 | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 22.9万件 | 21.5万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 130.6万人 | 130.1万人 | |
6/17(金) | 21:45 | パウエル・FRB議長挨拶 | ** | ** |
22:15 | 設備稼働率 | 79.0% | 79.2% |
来週の為替予想
1.6月16日FOMC政策金利。⇒50bpの可能性。⇒ドル買いの要因。
2.米 10年長期金利 3.1%に上昇。⇒ドル買いの要因。
3.指標予想は低いものが少ない。⇒ドル買いの要因。
4.6月10日財務相・日銀・金融庁の三者会合による影響。⇒円買いの要因。
5.2002年1月の高値 135.55円を目指す動き。⇒ドル買いの要因。
6.4時間足の短期、中期、長期のMAがすべて上向き。⇒上昇の傾向。
次の高値とされるのが、2002年1月の135.55円になります。ただ、今までの動きをみると、以前の高値での折り返しはなく、そのまま上昇してしまうことが多かったので、135.5円は超えてくるのではないでしょうか。
ただ、FOMC前の週での400pipsという大きな上昇をしたということで、FOMCでは織り込み済という動きになるのではないかと見ています。
円高に動く要素として、6月10日に行われた三者会合ですが、140円までは何もないという見方が多いので、まだ円安は続くのではないでしょうか。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(137.1円から132.9円)での動きを予想しています。
気になる高値135.5円までは100pipsなので、135.5円は超えてくるとみています。
ただ、この2週間押し目無く上昇している為、FOMCを境に一旦の調整を付けるのではないでしょうか。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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