お知らせ
MT5用のインジケーターを作成しました。先週、今週、昨日、今日の高安値を表示するインジケーターです。無料ですので、気になる方はご覧ください。
【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
6/14(火) | 21:30 | 生産者物価指数[前月比] | +0.4% | +0.8% | +0.8% |
21:30 | 生産者物価指数[前年比] | +10.9% | +10.9% | +10.8% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前月比] | +0.2% | +0.6% | +0.5% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前年比] | +8.8% | +8.6% | +8.3% | |
6/15(水) | 21:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | -11.6 | +2.3 | -1.2 |
21:30 | 小売売上高[前月比] | +0.7% | +0.1% | -0.3% | |
21:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | +0.4% | +0.7% | +0.5% | |
6/16(木) | 3:00 | FOMC政策金利[上限] | 1.00% | 1.50% | 1.75% |
3:00 | FOMC政策金利[下限] | 0.75% | 1.25% | 1.50% | |
3:30 | パウエルFRB議長定例会見 | ** | ** | ** | |
21:30 | 住宅着工件数 | 181.0万件 | 169.3万件 | 154.9万件 | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 23.2万件 | 21.7万件 | 22.9万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 130.9万人 | 130.4万人 | 131.2万人 | |
6/17(金) | 11:43 | 日銀金融政策決定会合 | ** | ** | ** |
21:45 | パウエル・FRB議長挨拶 | ** | ** | ** | |
22:15 | 設備稼働率 | 78.9% | 79.2% | 79.0% |
今週の振り返り
6月15日(水)東京時間前に135.5円台と今世紀最高値を付けました。
高値を付けてから、利確売り、ニューヨーク連銀製造業景気指数結果(予想+2.3、結果-1.2)を受け、2円ほど下落しました。
16日(木)FOMC政策金利では0.5bpから0.75bp利上げで大きく上昇すると見られましたが、結果としては下方向になりました。前日の利上げ幅0.75bpの報道を受けての織り込み済みの動きとなりました。
また、17日(金)の日銀金融政策まで、日銀の金融政策転換があるのではとの警戒から、円買いの動きになりましたが、緩和維持とのことで、円売りに戻った格好になります。その後の黒田総裁『急速な円安進行は経済にマイナス』との発言がありましたが、為替介入しないと見方が多く、円高には切り替わりませんでした。
3週連続、400pips幅の週足陽線になっています。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
6/20(月) | — | 奴隷解放記念日[振替] | ** | ** |
6/21(火) | 23:00 | 中古住宅販売件数 | 561万件 | 540万件 |
23:00 | 中古住宅販売件数[前月比] | -2.4% | -3.7% | |
6/22(水) | 8:50 | 日銀金融政策決定会合議事要旨 | ** | ** |
23:00 | パウエル議長証言 | ** | ** | |
6/23(木) | 21:30 | 新規失業保険申請件数 | 22.9万件 | 23.2万件 |
21:30 | 経常収支 | -2179億USD | -2790億USD | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 131.2万人 | 133.8万人 | |
22:45 | 製造業PMI | 57.0 | 56.3 | |
22:45 | 非製造業PMI | 53.4 | 53.5 | |
22:45 | 総合PMI | 53.6 | ||
23:00 | パウエル議長証言 | ** | ** | |
6/24(金) | 23:00 | 新築住宅販売件数 | 59.1万件 | 59.5万件 |
23:00 | 新築住宅販売件数[前月比] | -16.6% | +0.7% |
来週の為替予想
1.6月20日 米 休場。⇒NY時間は薄商い。
2.ミネアポリス:カシュカリ連銀総裁発言 ”7月0.75bp、7月以降も利上げ継続”⇒ドル買いの要因。
3.米 インフレ対策に焦点。⇒米金利上げ継続。⇒ドル買いの要因。
4.ダウ3万ドル割れ。⇒リセッション懸念。⇒ドル売りの要因。
5.日米金利差の拡大。⇒ドル買いの要因。
6.7月10日 参議院選挙。⇒円安に注目が集まれば、為替介入の発言の可能性。⇒円買いの容認。
7.3週間連続400pips幅の陽線。⇒調整のタイミング。⇒週足陰線の可能性。
日米金利差を考えると、下がれば買いの動きとなり、底堅い状況となります。
これだけの円安の状況においても、日銀が緩和継続をすることから円安容認はしばらく続くとなります。
ただ、7月10日に参議院選挙が行われるので、円安問題に対応が求めらる状況になれば、為替介入の発言の可能性があり、一時的に円買いに向かうかもしれません。
また、ダウが3万ドルを割ったことで、米経済のリセッションの懸念が再燃していることで、ドル売りに向かうかもしれません。
3週連続 400pips幅の週足陽線なので、来週は一旦の陰線をつけるのではないでしょうか。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(137円から133.3円)での動きを予想しています。
終値が134.9円なので、135円を再び月曜日には乗せてくると見ています。
また、今週の高値135.5円で一時的には抵抗になるかもしれませんが、超えてくるとみています。ただ、ダウが3万ドルを割れたことにより、ドルの勢いも137円を超えるまではないのではないでしょうか。
また、週足が400pips幅の3週連続陽線となっているので、週足としては陰線で終わるとみています。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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