【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
| 日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 8/1(月) | 22:45 | 製造業PMI | 52.3 | 52.3 | 52.2 |
| 23:00 | ISM製造業景況指数 | 53.0 | 52.0 | 52.8 | |
| 8/2(火) | 23:00 | JOLT労働調査[求人件数] | 11303千件 | 11000千件 | 10698千件 |
| 8/3(水) | 22:45 | 非製造業PMI | 47.0 | 47.0 | 47.3 |
| 22:45 | 総合PMI | 47.5 | — | 47.7 | |
| 23:00 | ISM非製造業景況指数[総合] | 55.3 | 53.5 | 56.7 | |
| 8/4(木) | 21:30 | 貿易収支 | -849億USD | -800億USD | -796億USD |
| 21:30 | 新規失業保険申請件数 | 25.4万件 | 26.0万件 | 26.0万件 | |
| 21:30 | 失業保険継続受給者数 | 136.8万人 | 138.5万人 | 141.6万人 | |
| 8/5(金) | 21:30 | 非農業部門雇用者数 | +398千人 | +250千人 | +528千人 |
| 21:30 | 失業率 | 3.6％ | 3.6％ | 3.5％ | |
| 21:30 | 製造業雇用者数 | +27千人 | +20千人 | +30千人 | |
| 21:30 | 平均時給[前月比] | +0.4％ | +0.3％ | +0.5％ | |
| 21:30 | 平均時給[前年比] | +5.2％ | +4.9％ | +5.2％ |
今週の振り返り
週前半は先週のリセッション懸念が継続し130円台を付けました。また、ペロシ米下院議長が台湾を訪問する報道によるリスクオフの円買いも影響したと見られます。
しかし、メスター米クリーブランド連銀総裁がリセッションについて否定したことからドル買いが進みました。
そして、金曜日の非農業部門雇用者数は予想+250千人に対し結果+528千人と大幅に予想を上回る良結果を受け135円に戻しました。リセッション懸念は再び後退した形となりました。
高値135.49円、安値130.39円、終値135.01円
先週より上昇（先週：高値137.45円、安値132.50円、終値133.25円）
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
| 日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
|---|---|---|---|---|
| 8/10(水) | 21:30 | 消費者物価指数[前月比] | +1.3％ | +0.2％ |
| 21:30 | 消費者物価指数[前年比] | +9.1％ | +8.7％ | |
| 21:30 | 消費者物価指数[コア][前月比] | +0.7％ | +0.5％ | |
| 21:30 | 消費者物価指数[コア][前年比] | +5.9％ | +6.1％ | |
| 8/11(木) | 日本 山の日 | ** | ** | |
| 21:30 | 生産者物価指数[前月比] | +1.1％ | +0.3％ | |
| 21:30 | 生産者物価指数[前年比] | +11.3％ | +10.3％ | |
| 21:30 | 生産者物価指数[コア][前月比] | +0.4％ | +0.4％ | |
| 21:30 | 生産者物価指数[コア][前年比] | +8.2％ | +7.8％ | |
| 21:30 | 新規失業保険申請件数 | 26.0万件 | 26.3万件 | |
| 21:30 | 失業保険継続受給者数 | 141.6万人 | 140.5万人 | |
| 8/12(金) | 23:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 51.5 | 52.0 |
来週の為替予想
◆ 8月11日（木）日本 山の日。⇒値動きが小さい相場。⇒レンジ。
◆ 8月10日（水）消費者物価指数。⇒大きな下げ予想ではない。⇒インフレ継続。⇒利上げ75bpの可能性上昇。⇒ドル買いの要因。
◆ 非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回る。9月FOMC利上げ75bpの可能性上昇。⇒ドル買いの要因。
◆ 米10年長期金利2.8%台まで上昇（先週は2.6%台）。⇒ドル買いの要因。
◆ 日米金利差の拡大。⇒ドル買いの要因。
来週の注目は消費者物価指数（CPI）になり、9月のFOMCの利上げ幅を左右してくるため、大きな変動が予想されます。インフレ対策による利上げの為、CPIの結果が大きく下落しない限りは、利上げ継続、75bpの可能性大ということで、上昇するのではないでしょうか。
また、非農業部門雇用者数の結果からリセッション懸念は後退したので、ドルの下落要素は減りました。。
但し、リセッションや利上げ幅について週ごとに二転三転していることから、上昇を継続することは無く、132～135円を中心とした大きなレンジ相場が継続するのではないでしょうか。
目線：レンジ
高値：137.0円、安値：129.5円
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(137.0円から129.5円)での動きを予想しています。
上昇したとしても、137円で折り返せば139円を天井としてのトリプルトップになって下落します。
但し、リセッション、利上げ幅の情報で二転三転することから、方向性が付かず、一方に突き抜けないレンジになるのではないでしょうか。
134.6円がサポート、レジスタンスで働くかで一旦の方向判断をしてもいいのではないでしょうか。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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