【FX】2023年7月10日～7月15日 ドル円為替予想

【今週のドル円分析】

今週の主な指標結果

今週の主な指標結果

日付	時刻	指標	前回	予想	結果
7/3(月)	22:45	製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）	46.3	46.3	46.3
	23:00	ＩＳＭ製造業景況指数	46.9	47.2	46.0
7/4(火)	*	独立記念日（休場）	*	*	*
7/5(水)	27:00	ＦＯＭＣ議事要旨	*	*	*
7/6(木)	21:15	ＡＤＰ雇用統計	26.7万人	22.8万人	49.7万人
	21:30	失業保険継続受給者数	173.3万人	174.5万人	172.0万人
	21:30	新規失業保険申請件数	23.6万件	24.5万件	24.8万件
	21:30	貿易収支	-746億ドル	-690億ドル	-690億ドル
	22:45	非製造業PMI	54.1	54.1	54.4
	22:45	総合PMI	53.0		53.2
	23:00	ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）	50.3	51.0	53.9
	23:00	JOLTS求人件数	1032.0万件	993.5万件	982.4万件
7/7(金)	21:30	非農業部門雇用者数	30.6万人	22.5万人	20.9万人
	21:30	失業率	3.7％	3.6％	3.6％
	21:30	平均時給(前月比)	0.4％	0.3％	0.4％
	21:30	平均時給(前年比)	4.4％	4.2％	4.4％

今週の振り返り

先週金曜日の鈴木財務大臣の円安のけん制発言からの上値が重い展開が続きました。昨年の145円台での円安介入があったので、145円を突破するには至りませんでした。

注目されたADP雇用統計では予想に反してプラスでしたが、非農業部門雇用者数では予想以上にマイナスという結果で大きく下落する流れとなりました。

【来週の為替予想】

来週の主な指標予想

来週の主な指標予想

日付	時刻	指標	前回	予想
7/10(月)	23:00	卸売売上高(前月比)	0.2％	0.6％
7/12(水)	21:30	消費者物価指数（ＣＰＩ）(前月比)	0.1％	0.3％
	21:30	消費者物価指数（ＣＰＩ）(前年比)	4.0％	3.1％
	21:30	消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）(前月比)	0.4％	0.3％
	21:30	消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）(前年比)	5.3％	5.0％
	27:00	ベージュブック	**	**
7/13(木)	21:30	卸売物価指数（ＰＰＩ）(前月比)	-0.3％	0.2％
	21:30	卸売物価指数（ＰＰＩ）(前年比)	1.1％	0.4％
	21:30	卸売物価指数（ＰＰＩコア指数）(前月比)	0.2％	0.2％
	21:30	卸売物価指数（ＰＰＩコア指数）(前年比)	2.8％	2.7％
	21:30	失業保険継続受給者数	172.0万人	172.0万人
	21:30	新規失業保険申請件数	24.8万件	24.9万件
	27:00	月次財政収支	-2403億ドル	-1840億ドル
7/14(金)	21:30	輸入物価指数(前月比)	-0.6％	-0.1％
	21:30	輸出物価指数(前月比)	-1.9％	0.0％
	23:00	ミシガン大学消費者態度指数	64.4	65.5

来週の為替予想

◆　指標予想の多くは悪化傾向。⇒ドル売りの要因。

◆　非農業部門雇用者数の結果は大幅に悪化。⇒ドル売りの要因。

◆　パウエル議長発言『年内２回の追加利上げ必要』。⇒ドル買いの要因。

ドル円 チャート予想

黒枠のボックス(143.7円から139.6円)での動きを予想しています。

7月27日はFOMC政策金利の発表を控えており、先週のパウエル議長からは年内2回の利上げ示唆があったことより、下値は堅いと見ていますが、145円のレジスタンスの意識があったこと、非農業部門雇用者数が大幅にマイナスであったことを考慮に入れ、来週は一旦下落に進むのではないでしょうか。

143.3円を超え、レジサポ転換があれば、145円を狙ってくると思われますが、非常に難しいと見ています。

　

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前回・次回の為替予想

*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはJFX株式会社を参照しています。