FX ドル円為替 2019年8月5日~9日大暴落の今後の変動を考える

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2019年7月31日から8月9日までの為替の変動は読めない人が多く、ベテランの投資家の人でさえ大きな損失を出されました。

7月31日米FOMCの利下げ発表後は1ドル109.33円まで上昇しましたが、その直後に1ドル107.34円まで2円の幅まで急落しました。

そして8月5日には1ドル106.59円まで急落し、8月9日には1ドル105.27円まで急落しました。下記のチャートは2019年8月5日から8月9日までのものです。

気になるのは、8月12日以降どのような動きになるかという事です。下記が2018年2月から2019年8月9日までのドル円のチャートになります。

この期間の急落は2018年12月から2019年の1月にかけてです。チャートからわかるように、9円近くの下落になりました。

2018年12月113円半ばには、以後戻していません。しかし、急落から2か月ぐらいで112円(緑線)には戻しています。1か月で111円(オレンジ線)にも戻しています。しかしながら、113円には戻っていませんせん。

今回の急落は、現在の所、上記の急落に至っていません。しかし、この8月という市場参加者が少ない相場では、急落があり得ます。

では、8月12日以降はどれぐらい下がっていくかを考えたいと思います。

2016年の最安値は99.12円ですが、この時は、米経済の不安要素、英国のEU離脱の話があったので、円高になりました。2019年は米経済がこれ以上悪くなることは無いと思われますが、英国のEU離脱が10月に行われる予定ので、100円に行く可能性はあります。その時期には100円近くの円高になるかもしれませんが、現在の所は、2018年の最安値(ピンク矢印)104.56円2019年の最安値(赤矢印)104.97円が目安になるのではないでしょうか。よって104.5円を抜ければ、100円近辺に一気に行ってしまうかもしれません。ただし、100円近くになったとしても、政府の為替介入が入ると思われます。日本経済は海外の輸出で成り立っている所が多いので、円高になってしまうと、企業の日本円での利益が減ってしまうことになります。よって、政府のなんらかの為替介入が入り、長期間の円高にはならないと思います。また、英国のEU離脱以降、英国の経済の不安が取り除かれれば、円安に動くのではないでしょうか。

結論としては、来週は100円から105円の間を行き来すると思われます。ただし、トランプ大統領の発言等で、円安の要素が出れば、107円半ばまで戻してくると思われます。ただし、戻したとしても、つかの間の戻しかもしれませんので、107円半ば近辺で購入された方は、売りのチャンスかもしれません。

為替変動しやすい月なので、強制ロスカットされないように、資金管理を十分にして臨みましょう。

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