ジャーマンカモミールとローマンカモミール

園芸

ハーブティーで一番好きなカモミール。ということでカモミールについて調べました。

ジャーマンカモミールとローマンカモミールの違い

ジャーマンカモミールとローマンカモミールは、両方とも一般的なハーブティーとして知られていますが、異なる種類の植物であることが一番の違いです。

ジャーマンカモミールは、Matricaria chamomilla(以前はMatricaria recutitaとして知られていた)という植物の花から作られます。この種のカモミールは、白色で黄色い中心があり、より太くより長い茎を持ち、やや苦い香りがします。

ローマンカモミールは、Chamaemelum nobile(以前はAnthemis nobilisとして知られていた)という植物の花で作られます。これは、白色で中央が黄色く、非常に細かい茎や葉を持ち、酸味があり、リンゴに似た香りがします。

化学的な違い

これらの2種類のカモミールには、化学的な違いもあります。例えば、ローマンカモミールは、フラボノイドとして知られる化合物であるクェルセチンやカンフェルトを多く含み、鎮静効果があるとされています。一方、ジャーマンカモミールには、鎮痛効果があることが知られているビスボロールという化合物が多く含まれています。

どちらのカモミールも、健康やリラックス効果を促進するために使用されることが多いです。ただし、目的に応じて、どちらかを選ぶことができます。たとえば、リラックスしたい場合はローマンカモミールが、胃痛や頭痛などの痛みを和らげたい場合はジャーマンカモミールが適している場合があります。

お店で販売されているカモミール

一般的に、お店で販売されているカモミールティーは、ジャーマンカモミールを使用していることが多いです。ジャーマンカモミールは、広く栽培され、入手が容易であるため、商品化に適しているとされています。また、ジャーマンカモミールは、花の中心部にオイルが含まれており、風味が豊かで、甘くてフルーティーな味わいがあるため、お茶としても人気があります。一方、ローマンカモミールは、入手が困難で価格が高く、一般的にはあまり使用されません。ただし、一部の専門店やオンラインショップでは、ローマンカモミールのティーも販売されています。

形状の違い

ジャーマンカモミールの花は、黄色い中心部に白い糸状の花弁がついた、小さなマーガレットのような形をしています。一方、ローマンカモミールの花は、中心部が黄色く、周りに細い白い花弁がついた、ジャーマンカモミールよりも花弁が多い形をしています。

また、葉の形状も異なります。ジャーマンカモミールの葉は、深い切れ込みが入った羽根状の形をしており、ローマンカモミールの葉は、細長く、柔らかい形状をしています。

育てやすさ

一般的に、ジャーマンカモミールの方が育てやすいとされています。ジャーマンカモミールは、寒さに強く、乾燥にも耐えることができます。また、比較的早く育つため、初心者でも手軽に育てることができます。

一方、ローマンカモミールは、ジャーマンカモミールに比べて生育が遅く、湿度が高い環境や寒さに弱い傾向があります。また、ローマンカモミールは比較的高価なため、手軽に育てることができないこともあります。

種を購入

本来ならば3月初旬に植えなければならないですが、4月後半に種を購入しました。購入した分の少量を蒔いてみようかと思います。もしうまくいかなければ、秋に再度蒔いてみようと思います。また結果についてはご報告いたします。

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