暑い日が続いています。
こんな時に、涼しくなるアイテムと言えば、『グリーンカーテン』です。
グリーンカーテンは、植物の葉で、夏の日差しを遮光して涼を取る方法です。
今回は、グリーンカーテンとして使えるおススメの植物を紹介します。
ゴーヤ
日本の夏のグリーンカーテンと言えば『ゴーヤ』です。
定番ですね。
ゴーヤカーテンのいい所は、食べ物(ゴーヤ)が出来る所でしょうか。
ビタミンCが豊富で、夏バテに最適な食べ物です。
ゴーヤを育てる事で、夏の日差しを緩和して、ゴーヤも取れるという事で人気です。
また、育てる上で、虫が付きにくいので、管理が楽です。
種を保存しておけば、来年もゴーヤカーテンが楽しめます。
そんな訳で、ゴーヤが一番、グリーンカーテンとしておススメです。
ただ、1つだけ気を付けるとするならば、熟した実が落ちた時でしょうか。実が熟すと、表面が黄色なり、中が赤くなります。実が地面に落ちて砕けると、地面が赤く汚れてしまいます。なので、実が出来たら、熟しきる前に、剪定して下さい。
朝顔
次におススメするのが『朝顔』です。
残念ながら、朝顔はゴーヤと違い、食べ物が出来ません。
しかし、育てやすさという意味では、かなり上位入るのではないでしょうか。
毎朝、水遣りをしてあげれば、勝手に育って行きます。
日本人には慣れ親しみすぎている植物なのですが、改めて観ると、すごく綺麗な花を咲かせます。
複数の色の朝顔を植えておけば、グリーンカーテンも彩を付けることが出来ます。
また、朝顔は朝だけ花を見ることが出来ますが、『夕顔』も一緒に植えれば、夕方にも花を楽しめる事が出来ます。両方植えてみるのも、楽しいかもしれませんね。
咲き終えた後に出来る種を保存しておけば、来年も朝顔カーテンが出来ます。
時計草(パッションフルーツ)
最近、グリーンカーテンとして利用されている方が多い、『時計草(パッションフルーツ)』です。
時計草はパッションフルーツが出来る物と、出来ないものがあります。
種類にもよりますが、パッションフルーツが出来る時計草の方が、葉の大きさが大きいので、グリーンカーテンに向いていると思います。
パッションフルーツの種類の時計草を育てれば、ゴーヤと同じく、食べ物が出来ます。
パッションフルーツは甘い果実なので、実が出来れば一番いいですが、花だけでも観賞用として楽しめます。花は時計の形をしているので、観ていて飽きません。
時計草の場合、一般的に、種を保存しておくのではなく、冬に剪定した状態で鉢を室内に持って行き、冬越しさせます。この点が、ゴーヤや朝顔と違って、植物の管理の上で難しいかもしれません。
冬に葉を全て落として、枯れたようになりますが、春には芽吹いてきますので、安心して下さい。
おススメとして、耐寒性のあるものを選ぶと、冬に室内に持ち込む必要がないかもしれません。
オカワカメ(雲南百薬)
『オカワカメ』は、雲南百薬(うんなんひゃくやく)とも呼ばれています。
非常に栄養のある植物です。
茹でるとワカメのようになるのでワカメという名前が付いています。天ぷらとしてもおいしいです。
個人的には、ゴーヤに続いて、グリーンカーテンとして人気が出てくるように思えます。
実がならないので、落実を気にしなくてもいいのと、虫が付きにくいので、育てやすいと思います。
10月ぐらいまで葉が収穫できるので、野菜が高騰している時には重宝しますね。
冬になれば、地中の球根を掘り出し、保管しておけば、翌年、またグリーンカーテンに使う事ができます。
育てる上で注意すること
マンションのベランダや、家の2階で育てられる場合は、ネットが風で飛ばされないように注意して下さい。
蔓がネットにぎっしりと絡まるので、強い風が吹くと、すべてを持って行かれる可能性があります。
必ず、風が来ても、吹き飛ばされないように、固定するところには、きっちり結び付けましょう。
落ちたところに人が居たら大変ですので、注意して下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか。
グリーンカーテンは、遮光だけではなく、葉から蒸発する水分で、涼しさを感じる事ができます。
また、日々の成長を楽しむ事が出来、ゴーヤやパッションフルーツのように食べる事が出来るのも楽しみの一つです。
是非、この暑い夏に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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