並列回路の電位を簡単に求められる、公式『ミルマンの定理』をご存知でしょうか。
もし、ご存知なければ、是非、この記事を読んで下さい。
下図の並列回路で説明します。
電位『V1』を求める為に、ミルマンの定理を適応すると下記の式になります。
各電圧をそれぞれの抵抗で割ったものを、抵抗の逆数の和で割ると、全体の電圧が求まるという定理です。
3つの並列回路で説明しましたが、E4、R4、E5、R5、、とさらに複数の並列回路の場合も、上記と同様で、下記の式のように計算すると、V1の値を求める事が出来ます。
応用として、E2が逆向きの場合、-E2として代入すれば、V1を求めることが出来ます。
ミルマンの定理を知っていれば、電圧を簡単に求めることが出来ます。電験の試験等で出題された場合は、回答時間を大幅に節約するができるので、是非、ミルマンの定理を使って解いてみて下さい。
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