今回は、最近行ったコメントのスパム対策を紹介しようと思います。
この対策は2021年8月4日に行いました。
今回のスパムコメントについて
コメントのスパム対策はGoogleのreCapthca v3を導入しています。
reCaptchaを導入する前は、定期的にスパムコメントが入っていましたが、導入後はスパムコメントが来ることは無くなったので安心していました。
しかし、2021年7月ぐらいからスパムコメントが入るようになってきました。
因みに(ちなみに)スパムコメントは日本語ではなく、海外のものです。
reCaptchaで防げないスパムコメントをどのように対処するかを考える為、改めてスパムコメントの内容を確認しました。
そうすると、IPアドレス、URL、コメントに共通点があることがわかりました。
- URLは全く同じもの
- コメントには必ず共通の単語が入っている
- IPアドレスのネットワーク範囲が同じ
共通点があることがわかり、新たにプラグインを導入せずに対策をとることが可能になりました。
対処法
WordPressのダッシュボード⇒設定⇒ディスカッションを開きます。
コメント内で許可されないキーワードを設定する所があります。
この欄の説明は下記の様になっています。
コメントの内容、投稿者名、URL、メールアドレス、IP アドレス、ブラウザーのユーザーエージェントに以下の単語のうちいずれかが含まれている場合、そのコメントはゴミ箱に入ります。各単語や IP アドレスは改行で区切ってください。単語内での一致も認めるため、例えば、”press” と入力すると “WordPress” も条件に一致することになります。
つまり、上記の入力欄に、スパムコメントの共通の単語やアドレスを入力すれば、通知されずに自動的にゴミ箱に入ることになるのです。
コメントの場合、例えば、”baseball”、”tennis”という単語が必ず入っているのであれば、下記の様に入力します。単語は続けて書くのではなく、下記の様に1行ずつ書き込みましょう。
IPアドレスの場合、このような、111.222.333.444という数字とピリオドが並んだものになります。同一箇所からのスパムコメントの場合、最初の111.222.333は同じで、最後の444だけが異なるケースがあります。
そのようなIPアドレスをブロックする場合は、下記の様に最初の共通する数字の列を入力して下さい。
まとめ
スパムコメントが来れば、ゴミ箱に入るようになるので、メールの通知や承認をすることが無くなります。
但し、ゴミ箱にスパムコメントが増えていきます。コメントのゴミ箱は自動削除がされないので、定期的に削除するようにして下さい。
GoogleのreCaptchaの機能も上がってくると思うので、将来的にはこのスパムメールも防いでくれるのでないかと思っています。
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