【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
10/25(月) | 23:30 | ダラス連銀製造業活動指数 | +4.6 | +6.0 | +14.6 |
10/26(火) | 22:00 | 住宅価格指数[前月比] | +1.4% | +1.5% | +1.0% |
23:00 | 新築住宅販売件数 | 70.2万件 | 75.6万件 | 80.0万件 | |
23:00 | 消費者信頼感指数 | 109.3 | 108.0 | 113.8 | |
23:00 | リッチモンド連銀製造業指数 | -3 | +5 | +12 | |
10/27(水) | 20:00 | MBA住宅ローン申請指数[前週比] | -6.3% | +0.3% | |
21:30 | 耐久財受注[前月比] | +1.3% | -1.1% | -0.4% | |
23:30 | EIA原油在庫[前週比] | -431kbbl | +1526kbbl | +4268kbbl | |
10/28(木) | 21:30 | GDP[前期比年率] | +6.7% | +2.6% | +2.0% |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 29.1万件 | 28.8万件 | 28.1万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 248.0万人 | 242.0万人 | 224.3万人 | |
23:30 | EIA天然ガス貯蔵量[前週比] | +92bcf | +86bcf | +87bcf | |
10/29(金) | 21:30 | 個人所得[前月比] | +0.2% | -0.3% | -1.0% |
21:30 | 個人支出[前月比] | +1.0% | +0.6% | +0.6% | |
21:30 | 雇用コスト指数[前期比] | +0.7% | +0.9% | +1.3% | |
21:30 | PCEデフレーター[前年比] | +4.2% | +4.4% | +4.4% | |
23:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 71.4 | 71.4 | 71.7 |
今週の振り返り
今週の値幅は105pipsと小さいですが、値動きとしては激しく上下するレンジ相場になりました。
週前半は、好結果の指標(ダラス連銀、新築住宅、消費者信頼感指数、リッチモンド連銀)、長期金利上昇で、114.3円を付けましたが、その後の失業保険の指標が好結果にも、GDP低、長期金利低下で113.25円まで下げました。
週後半には、恒大集団の利払い実施、月末のロンドンフィックス、指標などで再び114円に戻しました。
テクニカル的には、高値切り下げ、安値更新となっており、短期足の下降チャネルを推移していったように見えます。また113.2円のサポートが強い(底堅い)こともわかりました。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
11/1(月) | 22:45 | 製造業PMI | 59.2 | 59.2 |
23:00 | ISM製造業景況指数 | 61.1 | 60.3 | |
11/3(水) | [日本]文化の日 | |||
20:00 | MBA住宅ローン申請指数[前週比] | +0.3% | ||
21:15 | ADP雇用統計 | +568千人 | +400千人 | |
22:45 | 非製造業PMI | 58.2 | 58.2 | |
22:45 | 総合PMI | 57.3 | ||
23:00 | 耐久財受注[前月比] | -0.4% | ||
23:00 | 製造業受注指数[前月比] | +1.2% | -0.1% | |
11/4(木) | 3:00 | FOMC政策金利[上限] | 0.25% | 0.25% |
3:00 | FOMC政策金利[下限] | 0.00% | 0.00% | |
21:30 | 貿易収支 | -733億USD | -746億USD | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 28.1万件 | 27.5万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 224.3万人 | 213.6万人 | |
11/5(金) | 21:30 | 非農業部門雇用者数 | +194千人 | +425千人 |
21:30 | 失業率 | 4.8% | 4.7% | |
21:30 | 製造業雇用者数 | +26千人 | +35千人 |
来週の為替予想
1.11月3日 日本 文化の日で祝日。⇒薄商い。⇒東京時間の急変動の可能性。
2.11月4日(11月3日深夜) FOMC。⇒テーパリング実施発表予定。⇒ドル買いの要因。
3.雇用統計。⇒予想はADPは低いが、非農業部門が大幅に高い。⇒ドル買いの要因。
4.インフレ懸念の継続。⇒米:利上げの可能性。⇒ドル買い・円売りの要因。
5.衆議院総選挙後の週⇒選挙アノマリー。⇒ドル買いの要因。
6.短期足での下降チャネルの上限。⇒下落の要因。
文化の日とFOMCが同じ日になるので、いつも以上に大きく動く可能性が高いです。
テーパリングの決定が発表される予定なので、ドル買いの方向に走ると思われますが、前回パウエル議長が早期利上げを否定しているので、テーパリング以外の発言にも注意したいです。
また、金曜日の雇用統計予想が大幅に高く、ドル買い要因の多い週なので、大きな上昇には警戒したいです。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(115.5円から113円)での動きを予想しています。
テーパリング発表、雇用統計、インフレ懸念を考えると、意識される強いレジスタンス114.7円を抜いてくると見ています。
114.7円を超えると、2017年3月10日の高値115.5円付近が意識されるのではないでしょうか。
ただ、短期的には、高値切り下げ、安値更新の下降チャネルの推移なので、FOMCまでは調整の下落になるかもしれません。
急上昇が予想されますが、その後の確定売りによる下落の可能性に注意したいです。
Youtube動画
今週の収支はYoutubeに掲載しています。
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