お知らせ
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【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
1/17(月) | ** | 米国:休場(キング牧師誕生日) | ** | ** | ** |
1/18(火) | ** | 日本:政策金利 | -0.10% | -0.10% | -0.10% |
15:30 | 黒田日銀総裁会見 | ** | ** | ** | |
22:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | +31.9 | +25.0 | -0.7 | |
1/19(水) | 0:00 | NAHB住宅市場指数 | 84 | 84 | 83 |
21:00 | MBA住宅ローン申請指数[前週比] | +1.4% | +2.3% | ||
22:30 | 住宅着工件数 | 167.8万件 | 165.0万件 | 170.2万件 | |
22:30 | 住宅着工件数[前月比] | +8.1% | -1.7% | +1.4% | |
1/20(木) | 22:30 | 新規失業保険申請件数 | 23.1万件 | 22.5万件 | 28.6万件 |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 155.1万人 | 156.3万人 | 163.5万人 | |
22:30 | フィラデルフィア連銀景況指数 | +15.4 | +19.0 | +23.2 | |
1/21(金) | 0:00 | 中古住宅販売件数 | 648万件 | 642万件 | 618万件 |
0:00 | 中古住宅販売件数[前月比] | 2.2% | -0.6% | -4.6% | |
1/22(土) | 0:00 | 景気先行指標総合指数[前月比] | +0.7% | +0.7% | +0.7% |
今週の振り返り
先週の値幅内の動きでしたが、後半にかけて下落したことから、上値が重い印象を残しました。
日経下落、ダウ下落、米長期金利下落、ウクライナ情勢と重なり、円買いに向かう方向となりました。ダウ平均は5日連続の下落をしています。
また、新規失業保険申請件数が大幅に増加したことで経済回復の懸念が発生し、来週のFOMCにかけての期待が薄らいだ結果、上値が重くなってしまったのではないでしょうか。
先週の日銀の利上げ情報は黒田総裁の発言(利上げ議論なし)で完全に否定されています。
テクニカル的には上値抵抗ラインでの下落が続きました。
また、長期足(4時間足、日足)での上昇チャネルの下限で終わっています。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
1/24(月) | 23:45 | 製造業PMI | 57.7 | 56.8 |
23:45 | 非製造業PMI | 57.6 | 55.0 | |
23:45 | 総合PMI | 57.0 | ||
1/26(水) | 0:00 | 消費者信頼感指数 | 115.8 | 111.9 |
1/27(木) | 0:00 | 新築住宅販売件数 | 74.4万件 | 77.0万件 |
4:00 | FOMC政策金利[上限] | 0.25% | 0.25% | |
4:00 | FOMC政策金利[下限] | 0.00% | 0.00% | |
4:30 | パウエルFRB議長会見 | ** | ** | |
22:30 | GDP[前期比年率] | +2.3% | +5.7% | |
22:30 | 新規失業保険申請件数 | 28.6万件 | 26.0万件 | |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 163.5万人 | ||
22:30 | 個人消費[前期比] | +2.0% | +2.6% | |
22:30 | 耐久財受注[前月比] | +2.6% | -0.4% | |
1/28(金) | 0:00 | 中古住宅販売成約[前月比] | -2.2% | -0.3% |
22:30 | 個人所得[前月比] | +0.4% | +0.5% | |
22:30 | 個人支出[前月比] | +0.6% | -0.5% | |
22:30 | 個人消費支出[前年比] | +5.7% | +5.8% | |
22:30 | 個人消費支出[食品・エネルギー除く 前月比] | 0.5% | 0.5% | |
22:30 | 個人消費支出[食品・エネルギー除く 前年比] | 4.7% | 4.8% | |
1/29(土) | 0:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 68.8 | 68.8 |
来週の為替予想
1.1/27 FOMC政策金利、パウエル議長発言。
⇒パウエル議長の最近の発言はタカ派が目立つ。⇒ドル買いの要因。
2.黒田総裁の利上げなし発言。⇒日米の金利差拡大。⇒ドル買いの要因。
3.指標は低いものが多い中で、GDPは大幅に増加。⇒ドル買いの要因。
4.ウクライナ情勢。⇒リスクオフ。⇒円買いの要因。
5.ドル円ロングポジション増加。⇒市場目線がロングに傾向。⇒ロスカットの円買いの要因。
6.4時間足、日足の上昇チャネル下限。⇒押し目買い位置。⇒ドル上昇の方向性。
3月の利上げが大方の認識で、最近のパウエル議長のタカ派発言より、何もなければドル買いに向かうとみています。
ウクライナ情勢の報道は二転三転していますが、ロシア外相のウクライナ侵攻の意図を改めて否定されたことで、対話継続としてリスクオフは軽減しているのではないでしょうか。
また、来週はGAFAM、テスラ決算でのダウ平均の変動でのドルの影響にも注目したいです。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(115.5円から112.5円)での動きを予想しています。
上昇チャネルの下限から押し目となりますが、実際はキレイに進まずに割れてくると見ています。
ただ、3月の利上げやタカ派発言が続いているパウエル議長の会見が来週あることから、チャネルを割ったとしても、大きくは下回らないと見ています。
上方向については、新たな材料がない、材料の出尽くし感があるので、若干重いと見ています。
Youtube動画
今週の収支はYoutubeに掲載しています。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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