お知らせ
マルチ時間足のローソク足の継続状況を表示する、MT5用のインジケーター『ABC-CandleMultiStatus』を作成しました。興味のある方は、下記の記事をチェックして下さい。MT4用は後日リリースする予定です。
【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2/21(月) | ** | 大統領記念日 米国休場 | ** | ** | ** |
2/22(火) | 23:45 | 製造業PMI | 55.5 | 56.0 | 57.5 |
23:45 | 非製造業PMI | 51.2 | 53.0 | 56.7 | |
23:45 | 総合PMI | 51.1 | 52.5 | 56.0 | |
2/23(水) | ** | 天皇誕生日 日本休場 | ** | ** | ** |
0:00 | 消費者信頼感指数 | 111.1 | 110.0 | 110.5 | |
2/24(木) | 22:30 | 新規失業保険申請件数 | 24.9万件 | 23.5万件 | 23.2万件 |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 158.8万人 | 158.0万人 | 147.6万人 | |
22:30 | GDP[前期比年率] | +6.9% | +7.0% | +7.0% | |
22:30 | 個人消費[前期比] | +3.3% | +3.4% | +3.1% | |
2/25(金) | 22:30 | 個人所得[前月比] | +0.4% | -0.3% | 0.0% |
22:30 | 個人支出[前月比] | -0.8% | +1.6% | +2.1% | |
22:30 | PCEデフレーター[前年比] | +5.8% | +6.0% | +6.1% | |
22:30 | PCEコア・デフレーター[前月比] | +0.5% | +0.5% | +0.5% | |
22:30 | PCEコア・デフレーター[前年比] | +4.9% | +5.2% | +5.2% |
今週の振り返り
114.4円まで下落しましたが、終値は115.5円と上昇、S&P500も上昇とドルの強さを見せています。
先週に引き続きウクライナ情勢に左右された週になりましたが、今週はロシアのウクライナ侵攻と事態が悪化し、週前半はリスクオフに進み114.4円まで下落ました。
そのままリスクオフに進むと思われましたが、失業保険関連の指標、GDP、個人消費の指標結果がよかったことや、急激な下落からのリバウンドも影響し、115.7円と週高値を付けました。
ウクライナ侵攻がありましたが、NATOの軍事介入に至らなかったことも、リスクオフ継続には至らなかったとみています。
意識される長期足(4時間足、日足)の上昇チャネルの下限で反発した形となっています。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
3/1(火) | 23:45 | 製造業PMI | 57.5 | 57.5 |
3/2(水) | 0:00 | ISM製造業景況指数 | 57.6 | 57.9 |
22:15 | ADP雇用統計 | -301千人 | +325千人 | |
3/3(木) | 0:00 | パウエルFRB議長議会証言 | ** | ** |
4:00 | 米地区連銀経済報告[ベージュブック] | ** | ** | |
22:30 | 新規失業保険申請件数 | 23.2万件 | 23.0万件 | |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 147.6万人 | ||
23:45 | 非製造業PMI | 56.7 | ||
23:45 | 総合PMI | 56.0 | ||
3/4(金) | 0:00 | ISM非製造業景況指数[総合] | 59.9 | 61.0 |
0:00 | パウエルFRB議長議会証言 | ** | ** | |
22:30 | 非農業部門雇用者数 | +467千人 | +400千人 | |
22:30 | 失業率 | 4.0% | 3.9% | |
22:30 | 製造業雇用者数 | +13千人 | +23千人 | |
22:30 | 平均時給[前月比] | +0.7% | +0.5% | |
22:30 | 平均時給[前年比] | +5.7% | +5.8% |
来週の為替予想
1.2/28(月) 月末のロンドンフィックス。⇒ドル買いの要因。
2.ADP、非農業部門雇用者数。⇒ADPは大幅増、非農業部門は前回より若干低程度。
⇒ドル買いの要因。
3.FRBパウエル議長発言機会2度。⇒利上げ幅0.5bpに言及すればドル買いの要因。
4.ウクライナ情勢。⇒ロシアへの経済制裁、NATOの軍事介入なし。⇒様子見の相場。
5.4時間、日足の上昇チャネルの半ばの位置。⇒調整の下落の可能性。
ウクライナ情勢次第ですが、NATOの軍事介入がない限りは大きなリスクオフには至らないと見ています。ロシアへの経済制裁の相場への影響はすぐには出ないのではないでしょうか。
来週は、月末ロンフィク、雇用統計とドル買いの要素が多く、また3月FOMC前でのパウエル議長の発言にも注目が行きます。今週のPCEの好結果より、利上げ幅に言及するかもしれません。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(116.9円から114.6円)での動きを予想しています。
ウクライナ情勢悪化の中、114.4円から115.7円に上昇してきたことから、上昇トレンドは継続していると見ています。
月末のロンフィクや雇用統計予想を考慮すると、大きく上昇するのでないでしょうか。但し、ウクライナ情勢でいつリスクオフになるか分からないので、上昇後の下落には注意したいところです。
114.2円を割らない限りは、上昇チャネル(ピンク色)の継続と見ています。
Youtube動画
今週の収支はYoutubeに掲載しています。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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