【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
5/23(月) | 21:30 | シカゴ連銀全米活動指数 | +0.36 | +0.50 | +0.47 |
5/24(火) | 22:45 | 製造業PMI | 59.2 | 57.8 | 57.5 |
22:45 | 非製造業PMI | 55.6 | 55.3 | 53.5 | |
22:45 | 総合PMI | 56.0 | 55.7 | 53.8 | |
23:00 | 新築住宅販売件数 | 70.9万件 | 74.9万件 | 59.1万件 | |
23:00 | 新築住宅販売件数[前月比] | -10.5% | -1.8% | -16.6% | |
23:00 | リッチモンド連銀製造業指数 | +14 | +10 | -9 | |
5/25(水) | 21:30 | 耐久財受注[前月比] | +0.6% | +0.6% | +0.4% |
21:30 | 耐久財受注[除輸送用機器][前月比] | +1.1% | +0.5% | +0.3% | |
5/26(木) | 3:00 | FOMC議事録公表 | ** | ** | ** |
20:05 | 黒田総裁挨拶 | ** | ** | ** | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 21.8万件 | 21.5万件 | 21.0万件 | |
21:30 | GDP[前期比年率] | -1.4% | -1.3% | -1.5% | |
21:30 | 個人消費[前期比] | +2.7% | +2.9% | +3.1% | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 131.5万人 | 131.0万人 | 134.6万人 | |
5/27(金) | 21:30 | 個人所得[前月比] | +0.5% | +0.5% | +0.4% |
21:30 | 個人支出[前月比] | +1.4% | +0.8% | +0.9% | |
21:30 | PCEデフレーター[前年比] | +6.6% | +6.2% | +6.3% | |
21:30 | PCEコア・デフレーター[前月比] | +0.3% | +0.3% | +0.3% | |
21:30 | PCEコア・デフレーター[前年比] | +5.2% | +4.9% | +4.9% | |
23:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 59.1 | 59.1 | 58.4 |
今週の振り返り
2月下旬から200pips以上の動きをしていましたが、3か月ぶりに値幅の小さい週になりました。
5月24日(火)PMI(予想57.5,結果57.5)の発表前に127円を割り込み、その後に発表された新築住宅販売件数(予想75.0万件,結果59.1万件)の結果を受け、米経済のリセッション懸念が湧き、126.3円台まで落としました。
また、5月26日の黒田総裁の発言「米利上げでどんどん円安になるということではない」で円高に傾き、上値が重い状態になっています。
先週に引き続き、長期金利が2.7%台になっており、一時のドル高は落ち着いた形となっています。
高値切り下げ、安値更新の動きで、下落は続いてます。131円から4円下落していることから、131円が天井ように見えます。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
5/30(月) | 戦没者祈念日 | ** | ** | |
5/31(火) | 22:00 | 住宅価格指数[前月比] | +2.1% | +2.0% |
6/1(水) | 22:45 | 製造業PMI | 57.5 | 57.5 |
23:00 | ISM製造業景況指数 | 55.4 | 54.5 | |
23:00 | JOLT労働調査[求人件数] | 11549千件 | 11400千件 | |
6/2(木) | 3:00 | 米地区連銀経済報告[ベージュブック] | ** | ** |
21:15 | ADP雇用統計 | +247千人 | +300千人 | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 21.0万件 | 21.0万件 | |
21:30 | 非農業部門労働生産性[前期比年率] | -7.5% | -7.5% | |
21:30 | 単位労働費用[前期比年率] | +11.6% | +11.6% | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 134.6万人 | 133.3万人 | |
23:00 | 耐久財受注[前月比] | +0.4% | +0.4% | |
23:00 | 耐久財受注[除輸送用機器][前月比] | +0.3% | +0.3% | |
6/3(金) | 21:30 | 非農業部門雇用者数 | +428千人 | +325千人 |
21:30 | 失業率 | 3.6% | 3.5% | |
21:30 | 製造業雇用者数 | +55千人 | +39千人 | |
21:30 | 平均時給[前月比] | +0.3% | +0.4% | |
21:30 | 平均時給[前年比] | +5.5% | +5.2% | |
22:45 | 非製造業PMI | 53.5 | 53.5 | |
22:45 | 総合PMI | 53.8 | 53.8 | |
23:00 | ISM非製造業景況指数[総合] | 57.1 | 56.5 |
来週の為替予想
1.5月30日 米 戦没者祈念日。⇒NY時間は動かない可能性。
2.5月31日 月末のロンフィク。⇒ドル買いの要因。
3.非農業部門雇用者数は予想は低い。⇒ドル売りの可能性。
4.予想が低い指標が多い。⇒ドル売りの可能性。
5.米リセッション懸念。⇒ドル売りの要因。
6.米 10年長期金利 2.7%に低下。⇒ドル売りの可能性。
7.4時間足の200MAで抑えられる。⇒下落の傾向。
FOMCの金利を上げていくことを考えると、日米の金利差が広がり、ドルが強い底堅い状況は続くと思われます。
ただ今週、米経済のリセッションの懸念が湧きました。来週は予想が低い指標が多いので、予想通りの結果が出れば、リセッション懸念が再び湧き、FOMCの利上げに影響する可能性が出てくれば、大きく下げる可能性はあるとみています。
しかし、先週に引き続き、ショートポジションが多いので、大きく下落しないと見ています。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(128.1円から124.1円)での動きを予想しています。
4時間足のMA長期(200)に短期(25)が割り込み、下落トレンドとなっています。MA中期(75)が長期を割ってくれば、大きな下落と見ています。
調整下落もしくはレンジ相場が6月のFOMC(6月16日)まで続くのではないでしょうか。
ADP雇用統計の予想はよく.非農業部門雇用者数は予想は低いので、金曜日までレンジで、金曜日で大きく下げると見ています。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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