【LibreOffice】数式・化学式を書くよ ~卒業論文・レポートで役立つ~

アプリ

今回は、LibreOffice数式・化学式を書く方法をシェアしたいと思います。

数式・化学式を書くには、『Tex』を使用している方もいると思いますが、LibreOfficeでも十分出来ます。

LibreOfficeには『Math』というアプリがあり、数式・化学式を作成することが出来ます。ただ、Math単体だと、画像やメールに添付するだけで、レポート作成には向いていません。

なので、LibreOfficeの文書作成アプリ『Writer』を使って、『Math』を併用します。

では、どのように数式・化学式を入力するのかを説明します。

Writerで数式・化学式を書く

Writerを開いて下さい。

上部メニューの『挿入』⇒『オブジェクト』⇒『数式』を選んで下さい。

『挿入』⇒『オブジェクト』⇒『数式』

そうすると、ページ下部に数式ボックスが現れます。これがMathのアプリの機能です。このボックス内に数式を入力すれば、文書に数式が現れます。

ページ下部に数式ボックス

ただ、この表示だと、数式を表示する関数を調べていかなければなりません。メニュー上部で『表示』⇒『要素』を選んで下さい。

要素の表示

そうすると、数式の候補要素が表示されます。これで入力方法が分かりやすくなりましたね。これらの要素を利用して、自分が表示したい数式・化学式を作成します。下記が作成した例です。

数式・化学式の例

特殊な文字を数式に入れたい場合

数字以外の文字の入力

数式に円マークやパイプなどの記号を入れたい場合、そのまま入力すると文字化けします。その場合は、式の前にダブルクオーテーションを入力して下さい。そうすると文字が正常に出力されます。

ダブルクオーテーションを付ける

記号を入力する場合

記号を入力する場合は、上部メニューの「ツール」⇒「記号」をクリックして下さい。記号のウインドウ出ます。「記号セット」のタブを変更して、希望の記号を探します。

もし希望の記号が無い場合、「編集」をクリックします。そうするとさらに特殊な記号が表示されます。希望の記号探してOKをクリックし記号のウインドウに加えます。そして、記号を選択した状態で、「挿入」をクリックして数式に代入します。

記号の入力

まとめ

いかがだったでしょうか。

数式の編集も簡単に出来るので、非常に便利です。ギリシャ文字、大小、絶対値の記号などに関しては、下記のページも参考にして下さい。

【保存版】ギリシャ文字 Latex, Pythonコマンドリスト
LatexやPythonなどで、ギリシャ文字を出力する為のコードリストです。是非、参考にして下さい。 Latex Name 大文字 コマンド 小文字 コマンド Alpha(アルファ) A A α \a...

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