アメリカではマグネットフィッシングというのが流行しているというので調べてみました。
マグネットフィッシングとは?
マグネットフィッシングとは、強力な磁石をロープにつけて、川や海に投げいれて、金属物を釣り上げる、新しい釣りスタイルになります。
下記の商品では、300kgの重さにも耐えれる強力磁石です。
Youtube の『The fisher』のチャンネルでマグネットフィッシングをしている動画があるので、ご覧ください。
川や海の清掃になるのでは?
実際にマグネットフィッシングは、川や海に投棄されている金属ゴミがどんなものかと、お宝ものを探すホビーです。
CNNのツイートではフロリダの少年が銃を釣り上げたというものがあります。
A Florida man and his grandson couldn’t believe their eyes when they reeled in more than just some scrap metal and bottle caps during a magnet fishing weekend trip https://t.co/vnnuKa5PzM
— CNN (@CNN) February 3, 2022
趣味としては面白いですが、よく考えると、これって川や海の清掃に繋がるのではと思います。
釣りは魚を捕って楽しむ自然のホビーと思われていますが、川や海にとっては環境悪化に繋がります。
というのも、釣りをしていて、釣り糸が持って行かれるということが多々あります。その時、おもり、釣り針、疑似餌、釣り糸などが川や海に行ってしまい、回収することが出来なくなり、川や海に堆積するゴミとなり、環境悪化の原因になってしまいます。
そこで、マグネットフィッシングです。
金属系のものしか捕らえることが出来ませんが、釣り針やおもりなどは回収できるのではないでしょうか。
先ほどの『The fisher』のチャンネルでは、釣り針だけじゃなく、自転車なども川から引き揚げています。
楽しみながら、川や海の清掃が出来るって、マグネットフィッシングって魅力的だなと思いました。
気を付けたいこと
重すぎる場合
実際に川に投げ入れて、金属のものが引っ付いたとしても、重すぎると、引き揚げることができません。
また、引き揚げる際に、重すぎて、自分が川や海に落ちてしまう場合があり、危険です。
なので、耐荷重が小さいものから始めた方がいいかもしれません。
危険なもの
拾い上げるものが何かわからないという意味で、有害なものがあるかもしれません。
そういうものが、川や海にあるという事態が危険ですので、取り除いた方がいいのですが、拾い上げた時に、認識できないもの、有害なものという可能性があるので、安易に触らない方がいいです。防水の手袋をしておくのがいいかもしれません。
また処理することが出来ないようであれば、市に回収の依頼をした方がいいかもしれません。川や海の清掃ということになるので、引き受けてくれると思います。
おわりに
海洋汚染ゴミとしては浮遊するプラスチックゴミが多いですが、底には金属ゴミもあるはずです。
マグネットフィッシングであれば、確実に磁石に引っ付く金属は回収できます。
自宅の近くに金属回収してくれるところがあれば、お金に換えるということもできるかもしれません。
楽しみながら、川や海に沈んだゴミを回収することが出来るので、近い将来、川や海がきれいになるのかもしれませんね。
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