【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
3/15(火) | 21:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | +3.1 | +6.4 | -11.8 |
21:30 | 生産者物価指数[前月比] | +1.2% | +0.9% | +0.8% | |
21:30 | 生産者物価指数[前年比] | +10.0% | +10.0% | +10.0% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前月比] | +1.0% | +0.6% | +0.2% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前年比] | +8.5% | +8.7% | +8.4% | |
3/16(水) | 21:30 | 小売売上高[前月比] | +4.9% | +0.4% | +0.3% |
21:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | +1.9% | +1.6% | +1.4% | |
3/17(木) | 3:00 | FOMC政策金利[上限] | 0.25% | 0.50% | 0.50% |
3:00 | FOMC政策金利[下限] | 0.00% | 0.25% | 0.25% | |
3:30 | パウエルFRB議長会見 | ** | ** | ** | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 22.9万件 | 22.0万件 | 21.4万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 149.0万人 | 148.0万人 | 141.9万人 | |
22:15 | 設備稼働率 | 77.3% | 77.9% | 77.6% | |
3/18(金) | 11:51 | 日銀当座預金残高政策金利 | -0.10% | -0.10% | -0.10% |
11:51 | 日銀10年国債金利操作目標 | 0.00% | 0.00% | 0.00% | |
23:00 | 景気先行指標総合指数[前月比] | -0.3% | +0.3% | +0.3% |
今週の振り返り
2016年12月に付けた高値118.6円を抜き、2016年2月ごろの高値となりました。
FOMCの政策金利では、上限0.5%、下限0.2%と予想通りの利上げになり、大幅にドル買いに向かいました。
また金曜日に行われた黒田総裁の会見では、円安容認(日本経済にとってはプラス)と受け取れる発言があったため、日米の金利差を意識され、円が売られることになり、119円を越えることになりました。
118.6円が意識されるレジスタンスだと見られましたが、あっさりと上抜けした形となっています。
押し目がわずかだったので、ロングエントリーも難しかったのではないでしょうか。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
3/21(月) | 21:30 | シカゴ連銀全米活動指数 | +0.69 | +0.50 |
3/22(火) | 1:00 | パウエル議長講演 | ** | ** |
3/23(水) | 21:00 | パウエル議長討論会参加 | ** | ** |
23:00 | 新築住宅販売件数 | 80.1万件 | 81.2万件 | |
3/24(木) | 21:30 | 耐久財受注[前月比] | +1.6% | -0.6% |
21:30 | 耐久財受注[除輸送用機器][前月比] | +0.7% | +0.5% | |
21:30 | 経常収支 | -2148億USD | -2180億USD | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 21.4万件 | 21.1万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 141.9万人 | 140.0万人 | |
22:45 | 製造業PMI | 57.3 | 56.5 | |
22:45 | 非製造業PMI | 56.5 | 56.0 | |
22:45 | 総合PMI | 55.9 | 54.2 | |
3/25(金) | 23:00 | 中古住宅販売成約[前月比] | -5.7% | +1.0% |
23:00 | 中古住宅販売成約[前年比] | -9.1% | ||
23:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 59.7 | 59.7 |
来週の為替予想
1.3/21 日本 春分の日。⇒東京時間の薄商いの可能性。
2.パウエル議長や連銀総裁の発言機会多数。⇒タカ派発言があれば、ドル買いの要因。
3.指標予想は高低が同じ程度。⇒上下に影響は低い。
4.黒田総裁の円安容認の発言、マイナス金利継続⇒円売りの要因。
5.2021年1月からの日足の上昇チャネルの上限に迫っている。2週間調整の下落無し。
⇒チャンネル上限到達での大きな下落方向。
ウクライナ情勢は改善はされていませんが、停戦交渉は継続しています。時間がかかるという見通しですが、思った以上にリスクオフにはならないようにも見えます。
また、影響を受けるのはユーロ、ポンドで、ドルは大きく影響を受けず、有事のドル買い、円買いが続き、金利差でドルが円より強くなるのではないでしょうか。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(120.2円から117.7円)での動きを予想しています。
上のチャートは、2021年1月の安値と2021年3月の高値を結んだ上昇チャネルです。
8日間の陽線(400pips上げ)が続き、下げの調整も見られないことから、来週は下げの一面もあるのではないでしょうか。
また、次の意識させる高値は121.6円になり、少し距離があるので、チャネル上限120.2円付近が一旦の調整になるのではないでしょうか。
また、サポートは116.1円付近ですが、値幅的には117.7円(250pips)ぐらいになるのではないでしょうか。
Youtube動画
今週の収支はYoutubeに掲載しています。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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