【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
11/8(火) | 5:00 | 消費者信用残高 | +301.85億USD | +300.00億USD | +249.76億USD |
20:00 | NFIB中小企業楽観指数 | 92.1 | 91.4 | 91.3 | |
11/10(木) | 22:30 | 消費者物価指数[前月比] | +0.4% | +0.6% | +0.4% |
22:30 | 消費者物価指数[前年比] | +8.2% | +7.9% | +7.7% | |
22:30 | 消費者物価指数[コア][前月比] | +0.6% | +0.5% | +0.3% | |
22:30 | 消費者物価指数[コア][前年比] | +6.6% | +6.5% | +6.3% | |
22:30 | 新規失業保険申請件数 | 21.8万件 | 22.0万件 | 22.5万件 | |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 148.7万人 | 148.7万人 | 149.3万人 | |
11/11(金) | 4:00 | 財政収支 | -4297億USD | -900億USD | -878億USD |
11/12(土) | 0:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 59.9 | 59.5 | 54.7 |
今週の振り返り
今週は900pips以上の暴落の週となりました。
消費者物価指数の結果後から大きく下げが始まりましたが、米中間選挙の影響もあったのではないでしょうか。米中間選挙の結果は両院ともまだ出ず、接戦の模様をきたしています。
また、先週からロングポジションがショートポジションよりも増えてきていたので、ロスカットを狙った狙いがあったと思われます。
ADP雇用統計、非農業部門雇用者数ともに予想を大きく上回る結果で米経済の堅調さを見せています。
FOMCの11月の利上げ幅は75bpでしたが、12月の利上げ幅は50bpと見方が強くなっています。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
11/15(火) | 22:30 | ニューヨーク連銀製造業景気指数 | -9.1 | -5.0 |
22:30 | 生産者物価指数[前月比] | +0.4% | +0.5% | |
22:30 | 生産者物価指数[前年比] | +8.5% | +8.3% | |
22:30 | 生産者物価指数[コア][前月比] | +0.3% | +0.4% | |
22:30 | 生産者物価指数[コア][前年比] | +7.2% | +7.2% | |
11/16(水) | 22:30 | 小売売上高[前月比] | 0.0% | +0.9% |
22:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | +0.1% | +0.5% | |
23:15 | 鉱工業生産[前月比] | +0.4% | +0.2% | |
23:15 | 設備稼働率 | 80.3% | 80.4% | |
11/17(木) | 0:00 | NAHB住宅市場指数 | 38 | 36 |
22:30 | フィラデルフィア連銀景況指数 | -8.7 | -6.0 | |
22:30 | 住宅着工件数 | 143.9万件 | 142.0万件 | |
22:30 | 住宅着工件数[前月比] | -8.1% | -1.3% | |
22:30 | 建設許可件数 | 156.4万件 | 151.7万件 | |
22:30 | 建設許可件数[前月比] | +1.4% | -3.0% | |
22:30 | 新規失業保険申請件数 | 22.5万件 | 22.2万件 | |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 149.3万人 | — | |
11/19(土) | 0:00 | 中古住宅販売件数 | 471万件 | 437万件 |
0:00 | 中古住宅販売件数[前月比] | -1.5% | -7.3% | |
0:00 | 景気先行指標総合指数[前月比] | -0.4% | -0.4% |
来週の為替予想
◆ 米中間選挙 共和党過半数上回るの場合。⇒現政権の財政政策への不安。⇒ドル売りの要因。
◆ 生産者物価指数、小売売上高 予想はプラス方向。⇒ドル買いの要因。
◆ 12月FOMCの利上げ幅 50bpの可能性高。⇒ドル底堅さ。
◆ 日本国内での円安問題の表面化。⇒為替介入の可能性。⇒ドル売りの要因。
◆ 日米金利差の拡大。⇒ドル買いの要因。
◆ ロングポジション多。⇒ドル下降の要因。
注目は中間選挙の結果でしょう。まだ両院とも結果が出ていない状況ですが、共和党が押しているところから、現政権の不安からドル売りが予想されます。
また、選挙結果からネガティブに報道が動けば、12月FOMCの利上げ幅が25bpになるとの見方も強まるかもしれません。
先週に引き続き、ロングポジションが多くなっているので、ドルの底堅さを考慮に入れ、下寄りレンジ相場になるのではないでしょうか。
ドル円 チャート予想
先週と同様、黒枠のボックス(142.8円から134.6円)での動きを予想しています。
大きく下落した分、上昇する可能性はありますが、米中間選挙の動向の為限定されるとみています。
ロングポジションのロスカットを狙う下落が考えられますが、米金利差を考えるとまだまだ底堅い動きになるのではないでしょうか。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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