【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
11/29(火) | 23:00 | 住宅価格指数[前月比] | -0.7% | -1.2% | +0.1% |
23:00 | 住宅価格指数[前期比] | +3.7% | — | +0.1% | |
11/30(水) | 22:15 | ADP雇用統計 | +239千人 | +200千人 | +127千人 |
22:30 | GDP[前期比年率] | +2.6% | +2.8% | +2.9% | |
22:30 | 個人消費[前期比] | +1.4% | +1.6% | +1.7% | |
12/1(木) | 0:00 | 中古住宅販売成約[前月比] | -8.7% | -5.3% | -4.6% |
0:00 | 中古住宅販売成約[前年比] | -29.3% | -35.2 | -36.7% | |
0:00 | JOLT労働調査[求人件数] | 10687千件 | 10250千件 | 10334千件 | |
3:30 | パウエル議長講演 | ** | ** | ** | |
4:00 | 米地区連銀経済報告[ベージュブック] | ** | ** | ** | |
22:30 | 個人所得[前月比] | +0.4% | +0.4% | +0.7% | |
22:30 | 個人支出[前月比] | +0.6% | +0.8% | +0.8% | |
22:30 | PCEデフレーター[前年比] | +6.3% | +6.0% | +6.0% | |
22:30 | PCEコア・デフレーター[前月比] | +0.5% | +0.3% | +0.2% | |
22:30 | PCEコア・デフレーター[前年比] | +5.2% | +5.0% | +5.0% | |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 155.1万人 | 157.0万人 | 160.8万人 | |
22:30 | 新規失業保険申請件数 | 24.1万件 | 23.5万件 | 22.5万件 | |
23:45 | 製造業PMI | 47.6 | 47.6 | 47.7 | |
12/2(金) | 0:00 | ISM製造業景況指数 | 50.2 | 49.7 | 49.0 |
22:30 | 非農業部門雇用者数 | +284千人 | +200千人 | +263千人 | |
22:30 | 失業率 | 3.7% | 3.7% | 3.7% | |
22:30 | 製造業雇用者数 | +36千人 | +18千人 | +14千人 | |
22:30 | 平均時給[前月比] | +0.5% | +0.3% | +0.6% | |
22:30 | 平均時給[前年比] | +5.6% | +4.6% | +5.1% |
今週の振り返り
12月1日パウエル議長が12月FOMCでの利上げペース減速を示唆する発言したことで大幅に下落する流れとなりました。
12月2日の今年最後の非農業部門雇用者数は263千人増(予想+200千人)となり、1時間近くで200pips近いの上昇し135.9円台を付けましたがその後急落しほぼ全戻しの形となっています。結果としてはショートの利確、戻り売りでの全戻しのように見えます。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
12/5(月) | 23:45 | 非製造業PMI | 46.1 | 46.1 |
23:45 | 総合PMI | 46.3 | 46.3 | |
12/6(火) | 0:00 | ISM非製造業景況指数[総合] | 54.4 | 53.5 |
0:00 | 製造業受注指数[前月比] | +0.3% | +0.7% | |
22:30 | 貿易収支 | -733億USD | -770億USD | |
12/7(水) | 22:30 | 非農業部門労働生産性[前期比年率] | +0.3% | +0.3% |
22:30 | 単位労働費用[前期比年率] | +3.5% | +3.5% | |
12/8(木) | 22:30 | 新規失業保険申請件数 | 22.5万件 | 23.0万件 |
22:30 | 失業保険継続受給者数 | 160.8万人 | 162.0万人 | |
12/9(金) | 22:30 | 生産者物価指数[前月比] | +0.2% | +0.2% |
22:30 | 生産者物価指数[前年比] | +8.0% | +7.1% | |
22:30 | 生産者物価指数[コア][前月比] | 0.0% | +0.2% | |
22:30 | 生産者物価指数[コア][前年比] | +6.7% | +5.8% | |
12/10(土) | 0:00 | ミシガン大学消費者信頼感指数 | 56.8 | 56.8 |
来週の為替予想
◆ 翌々週12月15日FOMC政策金利50bpの予想高。⇒利上げベース鈍化と判断⇒ドル売りの要因。
◆ 12月6日ISM非製造業景況指数予想減。⇒ドル売りの要因。
◆ 12月年末の手仕舞い相場。⇒読めない動き。
◆ 日米金利差の拡大。⇒ドル買いの要因。
◆ 米長期国債の金利低下。⇒ドル売りの要因。
◆ ロングポジション多。⇒ドル下降の要因。
今まで続いていた利上げペースが鈍化していくということが見込まれてきた以上、上値は重くなってきています。
翌々週は今年最後のFOMCとなります。50bpの見込みが高くなってきておりますが、25bpの予想が高くなってくるのであればさらなる下落も考えられるので注意したいところです。
先週から約500pipsの下げとなっていることから、FOMCの利上げ幅の言及がなされない限りは一旦は下落は落ち着くとは見ています。
ただ、引き続きロングポジションが多くなっている為、ロスカットを狙った動きになると下降方向が続くのではないでしょうか。
ドル円 チャート予想
先週と同様、黒枠のボックス(137.5円から132.5円)での動きを予想しています。
FOMC前の週となるので様子見の週となるとみています。下向きの流れになっていますが、今週大きく下げたことで、来週はレンジになるのではないでしょうか。
以前、ロングポジションが多が続いているので、ロスカットを狙う下落が考えられますので、ロングエントリーは気を付けたいところです。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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