こんにちは。
今回はFXのトレードで気になるスプレッドの開きについて話したいと思います。
これからFXを始められる方の参考にしていただければと思います。
ほとんどのFX会社のスプレッドは開く
FXを始めて始められる方は、スプレッドが固定されていると勘違いされがちですが、ほぼ、どのFX会社でもスプレッドは開きます。
FX会社のスプレッドの表をじっくり見ると、原則固定、完全固定ではない等という言葉を見つけることが出来ます。
つまり、大体の時間帯では固定されていますが、時には拡がることもあります。
スプレッドが拡がる理由
先述しましたが、大体の時間帯では固定されています。
しかし、相場が急変すると、買いレート、売りレートが付いていけなくなり、拡がってしまうのです。
相場が急変する時がスプレッドが拡がると考えると、スプレッドが拡がりやすい時間帯が見えてきます。
スプレッドが拡がりやすい時間帯
午前6時から8時
午前6時から8時は、NY市場が終わり、東京市場が始まっていない薄商いになっている時間帯になり、スプレッドが拡がりやすいです。
指標時間の前後
指標時間の前後がスプレッドが開きやすいです。
指標結果を見て、投資家は買い、売りを決めるので、指標結果が出る時間に一気にトレード量が増える為、スプレッドが開いてしまいます。
バケーションシーズン
夏休み、クリスマス、年末の休みなど、多くのトレーダーが長期休暇をとる期間、トレードをする人口が減り、どれーど量もなり、薄商いになるので、スプレッドが開く傾向があります。
通貨ペアによって違う
相場が急変しやすいというのは、取引量が少ない通貨ペアに発生しやすいです。
米ドルは世界の基軸通貨で、日本円、ユーロは世界の主要通貨になります。そのため、これらの通貨ペア、ドル円、ユーロドルは、取引量が必然的に多くなり、相場の急変動による、スプレッド拡がりが、他の通貨ペアに比べて小さいです。
対して、新興国通貨ペアなどは、取引量が少ないため、指標で一気に取引量が上がったりすると、一気にスプレッドが拡がってしまいます。
海外のFX会社はスプレッドが大きい
日本のFX会社の場合、ドル円のスプレッドはおよそ0.2pipsです。
しかし、海外のFx会社の場合、1.5pipsぐらいです。
そんなに不利なのに、どうして海外のFXを使っている投資家が居るのかというと、レバレッジが大きいので、勝てれば少額の金額でお金を増やすことができます。但し、その反対で、負ければ一気にお金を失くしてしまいます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
気を付けていただきたいのは、スプレッドを固定した視線を持っていると、想定以上に開いた場合、ロスカットされてしまう場合があります。
ロスカットを計算する場合は、スプレッドが拡がる分も考慮して下さい。
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