電気主任技術者の資格があれば、定年になっても電気管理の仕事をすることが出来ます。
しかし、電気管理の仕事をするためには、実務経験が必要になってきます。
実務経験を証明する為に、実務経験の内容を事細かく書き、経済産業省産業保安監督部に提出して承認を得なければなりません。
実務経験の内容は詳細に記述する必要があることから、退職後に記述するのは厳しいです。
その為、在職中にどのような実務経験をしたかをまとめておきましょう。
退職が決まれば、実務経験証明書を会社から貰っておきましょう。そうすれば、退職後の仕事も安泰になります。
電力管理の会社で退職者に関して実務経験の承認をしている会社なら問題ありませんが、電力管理以外の会社では実務証明をすることについて知識がないことから時間が掛かってしまう場合があります。
また、退職してから数年経ってから貰おうとしても、会社側としても過去の実績を確認し、承認を出す必要があることから非常に時間が掛かってしまう場合があるかもしれませんし、辞めた会社に対して依頼しにくいですよね。
その為、在職中に実務承認を準備しておくことをおススメ致します。