第2回PYTHON講座は計算式、変数の定義の注意点、コメントアウトについて説明します。
計算式
まずは足し算をしてみましょう。C言語のように変数(a, b)をint, floatなど定義する必要はありません。そのまま変数に代入するだけです。簡単ですよね。
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a = 2 b = 3 print(a + b) >>5 |
次は掛け算です。
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a = 1 b = 3 c = 2*a + 3*b print(c) >>11 |
簡単ですよね。
変数の定義の注意点
変数の名前を決める時に注意することがあります。変数はアルファベットと数字が使えますが、数字を頭に持ってくるとsyntax errorが出ます。数字を付ける場合は文字の最後に付けるようにして下さい。
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2a = 1 #syntax error a2 = 1 #ok |
コメントアウト – 1行、複数行
プログラム内にコメントを入れておくことをコメントアウトと言います。長いプログラムを書く時には計算式や条件文などにコメントを入れておくと、後から見直す時に便利ですよね。
1行のコメントアウトは『#』シャープです。
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a = 1 #変数の定義 print(a) #コメントアウト |
複数行でコメントアウトしたい時は、『”””』ダブルクォーテーションを3つ下記のように上下使います。
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""" コメントアウト複数行 コメントアウト複数行 コメントアウト複数行 """ a = 1 #変数の定義 print(a) #コメントアウト |
複数行をコメントアウトする時に注意することがあります。下記の場合、エラーが出ます。理由はa=1に半角スペースがある(字下げ状態)からです。
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""" コメントアウト複数行 """ a = 1 #変数の定義 print(a) #コメントアウト |
下記のように上の行に合わせて、スペースを無くすとsyntax errorが無くなります。
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""" コメントアウト複数行 """ a = 1 #変数の定義 print(a) #コメントアウト |
PYTHONでは行を合わせるということが大事なんです。もしコメントアウトでsyntax errorが出た場合は頭の行が揃っているかを確認してみて下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか。まずはPYTHONとはこういう感じのプログラムなんだなということを軽く理解してもらえたらいいと思います。一気に難しいことをやろうとするとすぐに挫折してしまうことになります。ゆっくり学習していきましょう。
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