【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
4/12(火) | 21:30 | 消費者物価指数[前月比] | +0.8% | +1.2% | +1.2% |
21:30 | 消費者物価指数[前年比] | +7.9% | +8.4% | +8.5% | |
21:30 | 消費者物価指数[コア][前月比] | +0.5% | +0.5% | +0.3% | |
21:30 | 消費者物価指数[コア][前年比] | +6.4% | +6.6% | +6.5% | |
4/13(水) | 1:10 | ブレイナードFRB理事イベント参加 | ** | ** | ** |
3:00 | 財政収支 | -2166億USD | -1900億USD | -1927億USD | |
15:15 | 黒田日銀総裁講演 | ** | ** | ** | |
21:30 | 生産者物価指数[前月比] | +0.9% | +1.1% | +1.4% | |
21:30 | 生産者物価指数[前年比] | +10.3% | +10.6% | +11.2% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前月比] | +0.4% | +0.5% | +1.0% | |
21:30 | 生産者物価指数[コア][前年比] | +8.7% | +8.4% | +9.2% | |
4/14(木) | 21:30 | 小売売上高[前月比] | +0.8% | +0.6% | +0.5% |
21:30 | 小売売上高[除自動車][前月比] | +0.6% | +1.0% | +1.1% | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 16.7万件 | 17.0万件 | 18.5万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 152.3万人 | 150.0万人 | 147.5万人 | |
4/15(金) | 米国欧州休場 聖金曜日 | ** | ** | ** | |
21:30 | NY連銀製造業景気指数 | -11.8 | +1.0 | +24.6 | |
22:15 | 鉱工業生産[前月比] | +0.9% | +0.4% | +0.9% |
今週の振り返り
先週に引き続き、今週もドルの勢いが収まらず、2002年5月(20年ぶり)の高値126.6円台を付けました。
4月11日、13日に日銀黒田総裁の発言機会があり、「必要なら躊躇なく追加緩和」という発言を受けたことに対して、両日とも円安に動きました。また4月13日は2002年以来の126円を突破しました。
4月15日、鈴木俊一財務相の「悪い円安と言える」という発言がありましたが、円安の勢いが収まらず126.6円台の高値を付けました。
金曜日まで高値更新が続き、陽線が11日間継続しています。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
4/19(火) | 21:30 | 住宅着工件数 | 176.9万件 | 174.1万件 |
21:30 | 住宅着工件数[前月比] | +6.8% | -1.6% | |
21:30 | 建設許可件数 | 186.5万件 | 183.0万件 | |
21:30 | 建設許可件数[前月比] | -1.6% | -1.9% | |
4/20(水) | 未定 | 鈴木財務大臣イエレン財務長官会談 | ** | ** |
23:00 | 中古住宅販売件数 | 602万件 | 579万件 | |
23:00 | 中古住宅販売件数[前月比] | -7.2% | -3.8% | |
4/21(木) | 3:00 | 米地区連銀経済報告[ベージュブック] | ** | ** |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 18.5万件 | 18.0万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 147.5万人 | 145.0万人 | |
4/22(金) | 2:00 | パウエル議長討論会参加 | ** | ** |
22:45 | 製造業PMI | 58.8 | 58.0 | |
22:45 | 非製造業PMI | 58.0 | 58.1 | |
22:45 | 総合PMI | 57.7 | 57.7 |
来週の為替予想
1.4月18日 欧州:イースターマンデー祝日、米国:4月15日聖金曜日から4月18日まで休日をとる人が多い。⇒薄商い、スプレッドが開く相場。
2.米国長期10年長期金利2.8台⇒ドル買いの要因。
3.4月20日鈴木財務大臣とイエレン財務長官会談の可能性。⇒円高の可能性。
4.4月22日パウエルFRB議長発言機会。⇒バランスシート縮小時期、利上げの言及がされれば、ドル買いの要因。
5.週前半の指標が低予想、週後半の指標が好予想。⇒週前半はドル売りの可能性、週後半はドル買いの可能性。
6.陽線11日間継続。⇒週内に陰線の可能性大。
黒田ライン(125円)を超えてきました。
日銀は緩和継続、円安容認姿勢を全く崩しておらず、米の金利差は拡がる方向になっていきます。
4月20日に鈴木財務大臣とイエレン財務長官の会談が噂されています。市場の見解では、為替に影響しないという判断が多いですが、会談が実現されれば、多少なりとも反応はあると見ています。
但し、円買いに向かう要素が無いので、引き続き上目線としたいと思います。
陽線が11日間継続しているので、来週のどこかで陰線を付ける場面は出てくるでしょう。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(128.3円から125.7円)での動きを予想しています。
先週に引き続き、128円と異次元の値になっています。日銀の確固たる円安容認姿勢があるので、まだ円安が継続するのではないでしょうか。
ポジション比率もショートの方が多いので、ショートのロスカットで上昇していくに見えます。
また、ジリ上げが続いているので、大きく上がらない限り、調整の下げはないのではないでしょうか。
但し、ピンク色のトレンドラインが意識されれば下落に向きますが、短期的な下落、調整の下落ということで、長期的な上目線は固定したいところです。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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