追記
2022/7/7: ADP雇用統計の発表は7月、8月無くなったようで、今週はありません。
【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
6/28(火) | 23:00 | 消費者信頼感指数 | 103.2 | 100.0 | 98.7 |
6/29(水) | 21:30 | GDP[前期比年率] | -1.5% | -1.5% | -1.6% |
21:30 | 個人消費[前期比] | +3.1% | +3.1% | +1.8% | |
22:30 | パウエル議長発言機会 | ** | ** | ** | |
6/30(木) | 21:30 | 個人所得[前月比] | +0.5% | +0.5% | +0.5% |
21:30 | 個人支出[前月比] | +0.6% | +0.4% | +0.2% | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 23.3万件 | 22.9万件 | 23.1万件 | |
21:30 | PCEデフレーター[前年比] | +6.3% | +6.4% | +6.3% | |
21:30 | PCEコア・デフレーター[前月比] | +0.3% | +0.4% | +0.3% | |
21:30 | PCEコア・デフレーター[前年比] | +4.9% | +4.8% | +4.7% | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 133.1万人 | 131.8万人 | 132.8万人 | |
7/1(金) | 22:45 | 製造業PMI | 52.4 | 52.4 | 52.7 |
23:00 | ISM製造業景況指数 | 56.1 | 54.5 | 53.0 |
今週の振り返り
6月29日(水)、137円をつけ、3週連続で今世紀最高値(24年ぶり)を付けました。
パウエルFRB議長の金融引き締めの発言を受け、ドル高に進みました。
ただし、先週同様、高値を付けてからの200pips下げになりました。
6月30日(木)PCE(個人消費支出)デフレクターが予想(+6.4)に対し、結果(+6.3)となり、インフレがピークアウトされたとの見方が広がったことで、ドル安に進みました。
7月1日(金)ISM製造業景況指数が予想(+54.5)に対し、結果(+53.0)と大きく下げ、米10年長期金利は一時2.7%台まで下落しました。一時134円台まで下落しましたが、その後買い戻され135円台で終わっています。
137円を付けましたが、先週とほぼ同じ価格帯でのレンジの動きとなっています。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
7/4(月) | 独立記念日 | ** | ** | |
7/6(水) | 22:45 | 非製造業PMI | 51.6 | 51.6 |
22:45 | 総合PMI | 51.2 | — | |
23:00 | ISM非製造業景況指数[総合] | 55.9 | 54.5 | |
23:00 | JOLT労働調査[求人件数] | 11400千件 | 11000千件 | |
7/7(木) | 3:00 | FOMC議事録公表[6月14-15日分] | ** | ** |
21:15 | ADP雇用統計 | +128千人 | +200千人 | |
21:30 | 貿易収支 | -871億USD | -850億USD | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 23.1万件 | 23.0万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 132.8万人 | 132.0万人 | |
7/8(金) | 21:30 | 非農業部門雇用者数 | +390千人 | +275千人 |
21:30 | 失業率 | 3.6% | 3.6% | |
21:30 | 製造業雇用者数 | +18千人 | +25千人 | |
21:30 | 平均時給[前月比] | +0.3% | +0.3% | |
21:30 | 平均時給[前年比] | +5.2% | +5.1% |
来週の為替予想
1.7月4日 米独立記念日で休場。
2.非農業部門雇用者数は予想は低いがプラス。⇒ドル買いの要因。
3.ADP雇用統計は予想は前回より大幅高。⇒ドル買いの要因。
4.インフレピークアウトの見解。⇒金融引き締めの勢い減速。⇒利上げ後退。⇒ドル買いの勢いが後退。
5.日米金利差の拡大。⇒ドル買いの要因。
6.7月10日 参議院選挙。⇒円安に注目が集まれば、為替介入の発言の可能性。⇒円買いの容認。
7.5週間連続の陽線。⇒2週連続大きな上髭。⇒週足陰線の可能性。
インフレピークアウトの見解、米国の景気後退懸念などで、ドルの勢いが減速しましたが、135円台を戻して終わったことから、まだまだ底堅さは残しているように見えます。
また、日米の金利差は大きいことから、下がったとしても、ドル買い戻される状況は変わりません。
今週のISMの結果が芳しくなかったので、雇用統計の結果も良くないかもしれませんが、下げたとしても大きく下げることはないのではないでしょうか。
5週連続陽線が続いており、来週は陰線を付ける可能性が大きいのではないでしょうか。
ドル円 チャート予想
先週と同じ、黒枠のボックス(137円から133.3円)での動きを予想しています。
今週は134.7円でサポートされているので、割ったとしても、サポレジ転換されなければ、133~136円台でのレンジになるのではないでしょうか。
最近は大きな指標がある場合、週足は400pips以上の動きとなっています。その為、ADP雇用統計、非農業部門雇用者数と注目される指標があるので、大きく動くとみています。また、上下するにしても、その後の利確の調整も大きくなるのではないでしょうか。
週足が5週連続陽線となっているので、週足としては陰線で終わるとみています。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。
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