【今週のドル円分析】
今週の主な指標結果
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
5/1(月) | 22:45 | 製造業PMI | 50.4 | 50.4 | 50.2 |
23:00 | ISM製造業景況指数 | 46.3 | 46.7 | 47.1 | |
5/2(火) | 23:00 | 製造業新規受注(前月比) | -1.1% | 1.1% | 0.9% |
23:00 | 雇用動態調査(JOLTS)求人件数 | 997.4万件 | 977.5万件 | 959.0万件 | |
5/3(水) | 21:15 | ADP雇用統計 | 14.2万人 | 14.8万人 | 29.6万人 |
22:45 | 非製造業PMI | 53.7 | 53.7 | 53.6 | |
22:45 | 総合PMI | 53.5 | 53.5 | 53.4 | |
23:00 | ISM非製造業景況指数(総合) | 51.2 | 51.8 | 51.9 | |
27:00 | FOMC政策金利発表 | 4.75-5.00% | 5.00-5.25% | 5.00-5.25% | |
27:30 | パウエル議長定例記者会見 | ** | ** | ** | |
5/4(木) | 21:30 | 貿易収支 | -706億ドル | -633億ドル | -642億ドル |
21:30 | 前週分新規失業保険申請件数 | 22.9万件 | 24.0万件 | 24.2万件 | |
21:30 | 前週分失業保険継続受給者数 | 184.3万人 | 186.5万人 | 180.5万人 | |
5/5(金) | 21:30 | 非農業部門雇用者数 | 16.5万人 | 18.0万人 | 25.3万人 |
21:30 | 失業率 | 3.5% | 3.6% | 3.4% | |
21:30 | 平均時給(前月比) | 0.3% | 0.3% | 0.5% | |
21:30 | 平均時給(前年比) | 4.3% | 4.2% | 4.4% |
今週の振り返り
先週の上昇の流れとADP雇用統計(予想:14.8万人、結果:29.6万人)の好結果を受けて137.7円までドル高になりました。
しかし、FOMC政策金利発表、パウエル議長会見から大きく下げました。主な理由として、次回以降利上げについての言及部分が削除されたことによるものでした。今後の利上げについては白紙、もしくは利下げに向かうというシナリオが出来てきたという訳です。
大きく下げましたが、非農業部門雇用者数の好結果(予想:18.0万人、結果:25.3万人)を受け、再び134円後半に戻しています。
【来週の為替予想】
来週の主な指標予想
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
5/8(月) | 23:00 | 3月卸売売上高(前月比) | 0.4% | — |
5/10(水) | 21:30 | 消費者物価指数(前月比) | 0.1% | 0.4% |
21:30 | 消費者物価指数(前年比) | 5.0% | 5.0% | |
21:30 | 消費者物価指数(コア)(前月比) | 0.4% | 0.3% | |
21:30 | 消費者物価指数(コア)(前年比) | 5.6% | 5.5% | |
27:00 | 月次財政収支 | -3781億ドル | 2350億ドル | |
5/11(木) | 21:30 | 生産者物価指数(前月比) | -0.5% | 0.3% |
21:30 | 生産者物価指数(前年比) | 2.7% | 2.5% | |
21:30 | 生産者物価指数(コア)(前月比) | -0.1% | 0.2% | |
21:30 | 生産者物価指数(コア)(前年比) | 3.4% | 3.3% | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 180.5万人 | 182.0万人 | |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 24.2万件 | 24.5万件 | |
5/12(金) | 23:00 | ミシガン大学消費者態度指数 | 63.5 | 63.0 |
来週の為替予想
◆ ADP、非農業部門雇用者数、大幅に上昇。⇒米経済の健全性。⇒ドル買いの要因。
◆ FOMC政策金利の利上げ次回以降白紙。⇒ドル売りの要因。
◆ ファースト・リパブリック・バンクが経営破綻。⇒ドル売りの要因。
◆ 消費者物価指数、生産者物価指数の予想は上昇。⇒ドル買いの要因。
◆ ロングポジションの過多。⇒ドル買いの要因。
ドル円 チャート予想
黒枠のボックス(136.2円から132.0円)での動きを予想しています。
今後のFOMC政策金利の利上げがされない、利下げになるという可能性が高くなったので、大きな上昇要素となるものが無くなったように見えます。
また、銀行破綻の影響もあることから、不安要素が拡がっているので、135.4円付近を超えたとしても、叩かれるのではないのでしょうか。
但し、日本の金融緩和継続による日米の金利差が続くため、来週は一旦のレンジになるのではないでしょうか。
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前回・次回の為替予想
*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはJFX株式会社を参照しています。