やはり夏といえば冷たい麦茶ですよね。夏場は、暑くて、のどが渇くので、麦茶をゴクゴク飲んでしまいます。
そんな麦茶のことを、どの程度ご存知でしょうか?
今回は、麦茶はどういうものなのかを紹介します。これを読めば、さらに麦茶が好きになるかもしれませんよ。
麦茶は六条麦茶
麦茶の原料となる麦は、一般的に六条大麦が使用されています。
種の形状で他に二条大麦、四条大麦などがあります。
大麦はすべて穂が六条ありますが、二条麦茶は六条の穂の内、二条だけ実が実るので、実が大きく、主にビールなどの原料で使用されます。六条麦茶は、六条の穂にすべて実をつけるので、実が小さく、主に麦茶に利用されます。
カフェインレス – 小さいお子さんが飲まれても安心
麦茶は大麦を煎じたものです。葉から煎じないことから、カフェインが含まれていません。
カフェインがないので、たくさん飲んでも、コーヒーのようにカフェイン過剰摂取にはなりません。また、カフェインを含んでいないことから、子供にも安心して飲むことが出来ます。
また、トイレが近い方は、利尿作用があるカフェインを含んでいないので、安心して飲めます。もちろん、飲みすぎると、トイレが近くなりますよ。
血流改善効果 – 脳梗塞、心筋梗塞を防ぐ
麦茶に含まれる『アルキルピラジン』という成分は、血流を改善する効果があります。
血流が悪くなると、動脈硬化が起こり、脳梗塞、心筋梗塞などを起こす可能性があります。普段から、麦茶を飲んでいれば、血流改善効果で動脈硬化を防ぐことができるかもしれません。
麦茶の歴史
平安時代から麦茶が飲まれていると言われています。
煎じて飲むことから、『麦湯』と呼ばれ、一般的には温かい飲み物でした。冷やして飲むようになったのは、冷蔵庫が普及し始めた昭和30年代からだそうです。
色々な麦茶の飲み方
- 砂糖を入れる 砂糖を入れる事で甘くなります。
- ミルクと混ぜる 麦茶の濃さにもよりますが、若干コーヒーテイストになります。
- 温めて飲む
私のおススメの飲み方が『温めて飲む』ことです。私は家で食事をする時の飲み物は、必ず麦茶です。夏は冷たい麦茶がおいしいですが、冬は温めるとすごくおいしく感じます。すごく落ち着きます。
まとめ
現在、色々なお茶が売り出されています。私はその中でも、カフェインレスという点で、麦茶を選んでしまいます。トイレが近くなる心配がなくなります。また、麦茶は、一般的に普及している飲み物なので、お茶の中では、価格が一番安いと思います。
それから、海外では、麦茶というものに出会ったことがありません。欧米では、ハーブティーが沢山ありますが、香りや癖のある味があり、苦手です。海外に行くと、いつも麦茶が恋しくなります。こんな素晴らしい飲み物が、日本でしか広まっていないので残念です。
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