こんにちは。
今回は2021年6月4日に参議院で可決成立した『プラスチック資源循環促進法』について話したいと思います。
『プラスチック資源循環促進法』とは
『プラスチック資源循環促進法』が2021年6月4日に参議院で可決成立しました。
2020年7月にプラスチック製レジ袋の有料化が施行されましたが、それをさらにスケールアップされた新しい法律になります。
『プラスチックの資源循環』というのがキーワードになります。
つまり、『プラスチック資源循環促進法』は、使ったプラスチックを再び資源としてサイクルしていくことを促す法律です。
▶ 企業側には、プラスチックを削減する設計、資源循環出来る設計が求められます。
製造メーカー間で、再資源化を容易にするために、プラスチックの素材の統一などがされるのではないでしょうか。各企業で違うプラスチック規格であれば、再資源化処理が異なり、再資源のコスト増で能率的ではありません。
▶ 使い捨てプラスチックを提供している店舗に関しては、使用の判断基準が求められます。
使い捨てスプーンなどを有料化にしたり、ポイント還元で使用削減をする点です。
レジ袋の様に、マイ箸、マイカップなど、個人が普段から所有するようになってくるのではないでしょうか。
またファーストフード店であれば、使い捨てではなく、何度も使用できるカップなどへの切り替えになってくるのではないでしょうか。
▶ 廃棄物の回収については、より回収されやすい状況になると期待しています。
施行される時期
順調に行けば、2022年4月の施行される予定です。
個人的な見解
レジ袋の有料化で、マイバックを使用する人が増えました。
この法律が成立すれば、マイカップやマイカトラリー(スプーン、フォーク、ナイフ、箸等)を持つ人が多くなるかもしれませんね。
海外の一部の地域では、コーヒーショップでコーヒーを注文する時は、マイカップを使用しているところもあるそうです。
無駄な使い捨ての習慣は無くなっていくのでしょう。
使い捨ては便利ですが、その便利な結果が、地球の環境悪化です。
この法律が施行されてから、使い捨てプラスチックの使用を自粛するのではなく、今からでも使用を控えたいですね。
無駄な使い捨て、必要のない使い捨てプラスチックの使用などは控え、地球環境の改善に貢献したいですね。
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