注).トップ画像は、実際の画像ではありません。
磐田市の磐南浄化センターで、ヤギによる除草作業が始まったという静岡新聞の記事がありました。
夏になると生い茂る、草。それを草刈り機ではなく、ヤギを使って除草するというニュースです。
このことが、どれだけ良い影響を与えるかを考えてみたいと思います。
燃料不要
一般的に、広域の草刈りは草刈り機を使用します。草刈り機は燃料が要ります。ガソリンとエンジンオイル。要は石油ですね。使用する燃料は、バイオ燃料ではない限り、地中から取り出した石油であり、二酸化炭素を排出するだけです。ヤギを使うことにより、石油の消費を軽減し、二酸化炭素の排出を減らすことができます。燃料を使わないので、燃料費のコストの削減にもなります。
人件費がかからない
人が草刈りをする必要が無くなるので、人件費がかかりません。ヤギを借りるのに、レンタル費用が掛かってると思われますが、人件費よりは安いでしょう。また、外なので、炎天の下で作業をすることが無くなるのは、労働者にとっては非常にいいことです。
ヤギの餌代が不要
ヤギは、いつも通り、餌となる草を食べるだけです。ヤギの通常かかる餌代が不要になります。
備考ですが、磐南浄化センターの敷地内ということで、除草剤がまかれていないと思います。草もオーガニックで安全ですね。
癒し
記事にも記載されていましたが、癒しになるでしょうね。また、動物が職場にいると、雰囲気が和みますね。私だったら、仕事に行くのが楽しみになりそうな気がします!
まとめ
私がこういう活動が好きな理由は、上記のように、沢山のいいことがあるからです。夏になると、山中、川沿い、多くのところで、雑草が生い茂ります。そういった所は、多くの方が、草刈り機で刈っています。暑いし、草刈り機は重いし、刈った草の片付けも大変です。もし、ヤギがいれば、このように、草刈り機を使わなくても、きれいに食べてくれるのにと思うことがあります。もちろん、ヤギを放せるところでないといけませんので、場所は限られますが。
自然で出来たものは自然で処理していくやり方、電気や燃料を使わないやり方に少しでもシフトしていけば、温暖化も軽減できるのではないでしょうか。
要らないもの(草)を所有している人と、それを必要とする人(ヤギ)、を結びつけるシステムがもっと広がれば、無駄が無くなっていくと思います。一般的な物は、ネットオークションだったりもするのですが、もっといろいろな分野にも広がればいいと思います。
コメント