今回は見始めたら止まらない、絶対にハマってしまう海外ドラマ『HOMELAND』を紹介します。
CIAがテロ組織に立ち向かうスパイ・サスペンスで、あまりにもドキドキハラハラでどんどん引き込まれていきます。
最初の1話を見たときは、少し話がつかめなくて戸惑いもあったのですが、3話目に入る頃にはすっかり夢中になってしまいました。ある程度の伏線が張られていて、話が進むごとに「こういうことだったのか!」と驚かされる瞬間がたまりません。特にこのシリーズは、人間の心理や裏切り、信頼と不信が複雑に絡み合っていて、次に何が起こるかわからないところがあります。観ている間は息をつく暇がないほどで、アマゾンプライムで一気見してしまうんですよね。
物語の中心人物は、女性CIAエージェントのキャリー・マティソン。このキャラがまた一筋縄ではいかない強烈さで、とにかく自分の信念を貫くタイプです。他人の意見に耳を貸さないし、危険があってもお構いなしに突き進んでしまいます。その姿勢に最初は「ちょっと強引すぎるんじゃ…?」と思うこともあるのですが、彼女の情熱や正義感が垣間見えてくると、なぜか応援せずにはいられなくなります。キャリーが勝手に動き出すたびに、「またそんなことしたら危ないよ!」とハラハラしつつも、ついつい次の展開が気になってしまう。この矛盾が観ていてクセになります。
また、このドラマはシーズン8まで続いていて、そんな長期シリーズが続くのは簡単ではありません。それだけ多くのファンに支えられた証で、ストーリーやキャラクターがしっかりと深掘りされ、視聴者も彼らの成長や葛藤に共感を覚えるようになっていくのだと思います。キャリーの上司であるソールとの複雑な信頼関係も見どころの一つで、彼が彼女を支え、時には疑う立場にいることで、ストーリーにさらなる深みが加わっています。ソールの存在は、キャリーがどれだけぶれそうになっても立ち直れる大きな支えであり、この二人の間にある複雑で揺るがない絆がドラマをさらに引き立てているんです。
『HOMELAND』を観ていてふと思い出したのは、過去にハマった『24 -TWENTY FOUR-』です。この二作品は、スリル満点の展開やテロの脅威、CIAという組織の内情などで共通点が多いです。それもそのはず、『24』と同じ製作陣が手掛けているので、その緊迫感やスピード感のあるストーリー展開に納得。『24』が好きな方には、絶対にハマる作品だと思います。
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