【今週のドル円分析】
指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|
ADP雇用統計(前月比) | 88.6万人 | 60.0万人 | 69.2万人 |
住宅販売保留指数(前月比) | -4.4% | -0.8% | 8.0% |
新規失業保険申請件数 | 41.5万件 | 39.0万件 | 36.4万件 |
失業保険継続受給者数 | 341.3万人 | 338.2万人 | 346.9万人 |
ISM製造業景況指数 | 61.2 | 61.0 | 60.6 |
貿易収支 | -691億ドル | -714億ドル | -712 |
非農業部門雇用者数変化(前月比) | 58.3万人 | 70.0万人 | 85.0万人 |
失業率 | 5.8% | 5.7% | 5.9% |
製造業新規受注(前月比) | -0.1% | 1.6% | 1.7% |
新規失業保険申請件数 | 37.5万件 | 36.0万件 | 41.2万件 |
参照:JFX株式会社
年初来の高値111.65円を付けました。
水曜のADP雇用統計で勢いが付き、111.6円まで到達していきました。その為、金曜の非農業部門雇用者数前月比で112円を付けると期待されましたが、失業率の悪化、長期国債低下で一旦は111円割れをみせました。
6月の雇用統計の流れと同じで、ADPで上げて、その後の雇用統計で落ちるという流れでした。大きな下落から、来週の月曜が休場なのでロングポジの決済もあったのではないでしょうか。
テクニカル的には4時間足、日足の上昇チャネルの上限にあたり折り返した形になっています。
【来週の為替予想】
1.月曜日、独立記念日で米休場⇒NY時間は値動きが無い可能性。
2.7月8日3時:FOMC議事録要旨⇒早期テーパリング、利上げが出ればドル買いの要因。
3.大きな指標はない週。ISM非製造の予想は低い⇒ドル売りの要因。
4.非農業部門雇用者数が回復(前月+58.3万、今月+85万人)⇒米経済回復⇒ドル買いの要因。
5.4時間足、日足では、上昇チャネルの上限で折り返している状態⇒下限に向けて動く⇒下降。
日付 | 時刻 | 指標 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|
7/5(月) | — | 米:独立記念日 | — | — |
7/6(火) | 23:00 | ISM非製造業景況指数 | 64.0 | 63.6 |
7/8(木) | 3:00 | 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 | — | — |
21:30 | 新規失業保険申請件数 | 36.4万件 | 35.0万件 | |
21:30 | 失業保険継続受給者数 | 346.9万人 | 332.5万人 |
参照:JFX株式会社
米経済回復でドル高の流れでありますが、来週は112円突破する勢いのある要素は乏しいと見ています。先週、今週と大きく上昇したこと、ロングで捕まっている人も多いと見られるので、来週は調整での下目線のレンジと見ています。
ドル円 – 日足
黒枠のボックス(111.9円から110.1円)での動きを予想しています。
波の形を見ていると、来週は、調整を含めた下降になるのではないでしょうか。110.7円で抑えられれば、下値は堅いと見ています。また、上目線が多くなってきているので、そろそろ、逆目線となる3月~4月のような大きな下降(オレンジの点線)がやって来そうな気がしています。
重要なラインとして、111.6、111,15、111、110.7、110.4円付近を見ています。
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