2021年追記:LOOPの日本サイトがオープンしています。
イオンが『Loop』に参画するニュースが発表されました。これがうまく行けば、プラスチック容器の激減に繋がることが出来ます。
では、このニュースに関して、詳しく見ていきたいと思います。
国内小売業初!イオンは持続可能なリユース容器商品の買物の仕組み「Loop」に参画
『Loop(ループ)』とは?
ループはテラサイクル社(アメリカ・ニュージャージー州)の循環型ショッピングプラットフォームです。
仕組みを説明します。
【2】使用後、空になった容器をLoopが回収・洗浄。
【3】再び、その容器に製品を再充填して販売します。
例えば、髪を洗うシャンプーの場合、シャンプーボトルが空になれば、Loopが容器を回収・洗浄して、容器に同じシャンプーを充填させて販売するという事です。
この仕組みの中では、容器は何度も繰り返し使われ、容器のゴミは出ません。容器は何度も使用できるステンレスの物が使われています。
つまり容器が永遠とループ(LOOP)しているんですね
サイトを見ると英語のみです。現在、日本では、このサービスは準備中です。アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツでのサービスが始まっています。
イオンの参画について- イオン以外にも資生堂
日本でのサービスは始まっていませんが、イオンの他に資生堂、BOTANIST(ボタニスト)が参画を発表しています。
基本的に、Loopで販売される商品は製造メーカーによるので、資生堂なら、資生堂の化粧品が売られるわけです。では、小売店であるイオンはどのように参画するかというと、イオンの店舗でLoopで販売されている商品を売り、回収するという事です。Loopはショッピングサイトなのですが、イオンはLoopの実店舗の役割になるようです。
2020年に都内の店舗で開始し、2021年に本州、四国に展開する予定です。
まとめ
イオンは牛乳パック、食品トレイ、ペットボトル、アルミ缶、スチール缶、古紙などの資源回収ではおそらく日本一だと思います。そこでさらに、Loopに参画となると、新たな資源回収が増え、日本のゴミの削減に非常に貢献してくれることになります。
政府が率先してやらなければならいことをするイオンのような企業がもっと増えていけばいいですね。
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