日本では2020年7月1日からプラスチック製のレジ袋の有料化が実施されますが、他の国はどうなのかと思い調べることにしました。
今回はフランスです。
どうしてフランスかというと、環境問題で重要な国際条約は2015年のパリ協定(Paris Agreement)なので、フランスにしました。
調べてみると、すでに2016年3月からレジ袋が禁止されていました。正式には2016年1月からだったのですが、移行期間を考慮して、完全に禁止されたのは2016年3月になります。
フランスは日本に比べると環境問題への意識が相当高いように見えます。
フランスのレジ袋の状況を調べていると、下記の『France24』というホームページを見つけました。
このホームページにフランスのこれからの使い捨てプラスチックに対しての禁止する内容のイラストがあったので転載します。非常に興味深いです。
上記のイラストを訳すると下記のようになります。
2020年:使い捨てプラスチック(プラスチック製皿、コップ、綿棒)を禁止。
2021年:プラスチック製ストロー、使い捨てのカトラリー、使い捨てのコップの蓋、プラスチック製の紙吹雪、発泡スチロールの容器の禁止。過剰のプラスチックの包装には罰金。販売側の容器の禁止の為、客が持ち込んだ容器で購入できる設備
2022年:プラスチック製のティーバッグ、ファストフード店で無料で配られるおもちゃが禁止。会社内で配布される無料のプラスチック製ボトルの禁止。公共の建物では水飲み器が義務化になる。ファストフード店の使い捨て食器類が禁止。
ここで気になったのは客が持ち込んだ容器で購入できるようになることです。食品系の場合、店から発泡スチロールのトレイが無くなるので、プラスチックゴミゼロ化に向けては理想的です。実際にどのような商品で、どのように販売されるていくのかを確認してみたいですね。
フランスは確実にプラスチックゴミに向けての対策を具体的に出して実行していっています。近い将来には日本もこのように対策が実施されていくのではないでしょうか。
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