欧州ホンダと仏SNAM : 自動車用電池のリサイクル提携拡大

環境問題

electrive.com : Honda & SNAM expand battery recycling partnership(ホンダとSNAMが電池リサイクルの提携を拡大)
https://www.electrive.com/2020/04/16/honda-snam-expand-battery-partnership/

SNAM社はフランスにあるリサイクル事業を行っている会社です。

ホンダとSNAMは2013年から、バッテリー(車載用電池)寿命のトレーサビリティの確認やバッテリーの廃棄について提携してきました。今回の提携拡大の内容は以下になります。

  • ホンダが管轄するディーラーは寿命を迎えたバッテリーを回収し、SNAM社に送られます。
  • SNAM社でバッテリーの状態をチェックします。
  • 2次利用できる状態であれば、産業用途の電池として使用します。
  • 2次利用できない状態であれば、コバルトやリチューム等の原料を取り出す為にリサイクルします。

バッテリー処理をより環境に優しく考えた内容になっています。

ヨーロッパではガソリン車の禁止が発表されており、電気自動車が拡大しております。電気自動車は温室効果ガスを排出しない代わりに、バッテリーの廃棄が問題になります。ガソリン車にも電池があり、みなさんも寿命があることをご存知だと思います。電気自動車の場合、バッテリーの数が多くなる為、環境に配慮した産廃処理が必要になってきます。

欧州ホンダとSNAM社のように、バッテリーが適切に処理されるということが解ると、ユーザーとしても安心ですね。

この記事に関して、下記の動画も参考にして下さい。
The Wheel Network : Honda Battery Recycling (EV)

環境問題
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