【FX】2022年5月9日~5月14日 ドル円為替予想

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【今週のドル円分析】

今週の主な指標結果

今週の主な指標結果
日付 時刻 指標 前回 予想 結果
5/2(月) 22:45 製造業PMI 59.7 59.7 59.2
23:00 ISM製造業景況指数 57.1 57.6 55.4
5/3(火) 憲法記念日 ** ** **
23:00 製造業受注指数[前月比] +0.1% +1.2% +2.2%
23:00 JOLT労働調査[求人件数] 11344千件 11200千件 11549千件
5/4(水) みどりの日 ** ** **
21:15 ADP雇用統計 +479千人 +383千人 +247千人
21:30 貿易収支 -898億USD -1071億USD -1098億USD
22:45 非製造業PMI 54.7 54.7 55.6
22:45 総合PMI 55.1 55.1 56.0
23:00 ISM非製造業景況指数[総合] 58.3 58.5 57.1
5/5(木) こどもの日 ** ** **
3:00 FOMC政策金利[上限] 0.50 1.00 1.00
3:00 FOMC政策金利[下限] 0.25 0.75 0.75
3:30 パウエルFRB議長会見 ** ****
21:30 新規失業保険申請件数 18.1万件 18.0万件 20.0万件
21:30 失業保険継続受給者数 140.3万人 140.0万人 138.4万人
5/6(金) 21:30 非農業部門雇用者数 +428千人 +380千人 +428千人
21:30 失業率 3.6% 3.5% 3.6%
21:30 製造業雇用者数 +43千人 +35千人 +55千人
21:30 平均時給[前月比] +0.5% +0.4% +0.3%
21:30 平均時給[前年比] +5.6% +5.5% +5.5%

今週の振り返り

ドル円1時間足:2022年5月2日~5月7日

上昇続きで大きな下落調整があると見られましたが、130.8円を付けるなど、底堅い動きが続いています。

FOMC政策金利発表までの指標(ISM、ADP雇用統計、貿易収支など)は予想に対して低いものが多かったにもかかわらず、大きく下げることなく、レンジの動きとなりました。

FOMCでは金利は0.5bps上げとなりました。パウエル議長の”0.75bpsの利上げに消極的”との発言を受け、ドルが大きく売られ129円を割れましたが、再び130円を戻す動きとなりました。

0.75bpsには消極的と言えど、日米の金利差が大きく開く方向となるので、円を買う動きにはなりませんでした

非農業部門雇用者数は予想よりも結果が良かったですが、大きく上げることもなく終わっています。

99週連続陽線となっています。

9週連続陽線
今週のレンジ

高値130.80円安値128.62円、終値130.59円
先週より上昇(先週:高値131.24円、安値126.93円、終値129.86円)

【来週の為替予想】

来週の主な指標予想

来週の主な指標予想
日付 時刻 指標 前回 予想
5/11(水) 21:30 消費者物価指数[前月比] +1.2% +0.2%
21:30 消費者物価指数[前年比] +8.5% +8.1%
21:30 消費者物価指数[コア][前月比] +0.3% +0.4%
21:30 消費者物価指数[コア][前年比] +6.5% +6.0%
5/12(木) 3:00 財政収支 -1927億USD +2600億USD
21:30 生産者物価指数[前月比] +1.4% +0.5%
21:30 生産者物価指数[前年比] +11.2% +10.7%
21:30 生産者物価指数[コア][前月比] +1.0% +0.6%
21:30 生産者物価指数[コア][前年比] +9.2% +8.9%
21:30 新規失業保険申請件数 20.0万件 19.0万件
21:30 失業保険継続受給者数 138.4万人 136.0万人
5/13(金) 21:30 輸入物価指数[前月比] +2.6% +0.6%
21:30 輸入物価指数[前年比] +12.5% +12.1%
23:00 ミシガン大学消費者信頼感指数 65.2 64.0

来週の為替予想

1.10年長期金利3.1%台。⇒ドル買いの要因

2.非農業部門雇用者数の好結果にも関わらず上昇は限定的。⇒上値重いドル売りの可能性

3.日本長期金利0.25%日銀の指値オペがあれば失望の円売り

4.大きな指標なし。⇒レンジ

5.米要人発言機会多数。⇒利上げ幅の言及があればドル買いの要因

6.週足では9週連続陽線。⇒陰線を付ける可能性高い。⇒ドル売りの可能性

来週は大きな指標がありませんが、現在、日本の長期金利が0.25%なので、0.25%を超えてくると指値オペがあるかもしれません。その為、円の失望売りに繋がり、ドル高に向かうかもしれません。

ただ、非農業部門雇用者数の結果がよかったのにもかかわらず、大きく上昇しなかったので、上値も重くなってきてるように見えます。

また、今週で9週連続陽線になっています。過去のデータ(2005年9月から)を見ると2013年10月に9週連続が1回とあり、10週連続陽線となるパターンがありません。次こそは、陰線で終わる可能性も高いのではないでしょうか。

日米の金利差の拡がりが進むので、ドル高円安の方向は確かですが、大きく上げるにしろ、来週は一旦は陰線で終わるのではないでしょうか。

来週の予想レンジ

目線:上目線
高値:132.5円安値:128.1円

ドル円 チャート予想

2022年5月9日~5月14日 ドル円予想 4時間足

黒枠のボックス(132.5円から128.1円)での動きを予想しています。

大きな指標が無いので、大きくは動かないと見ています。その為、131.24円でダブルトップになって下落するかもしれません。

ただ、日銀の指値オペや米の長期金利上昇などで加速すれば、131.24円を超え、132円を付けてくるのではないでしょうか。

上昇するにせよ、週足が9週連続陽線という希な状況が続いているので、週足は陰線で終わるような下落があるのではないでしょうか。

上のチャートは4時間足で茶色(75)の移動平均線に支えられているので、来週もこの移動平均線に支えられるかも確認していきたいです。

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前回・次回の為替予想

*上記MT4チャートはJFX株式会社のMT4を使用しています。
*指標カレンダーはGMOクリック証券、JFX株式会社を参照しています。

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