今日はプラスチックについて呟きたいと思います。
プラスチックは分解されるまで数十年かかる
今年はプラスチックゴミがすごく話題に上がったと思います。プラスチックは自然界で分解されるのには数十年かかるといわれています。その為、海にプラスチックゴミが流れてしまったら、クジラ等が海水を飲み込む際に、一緒にプラスチックゴミも飲み込んでしまい、お腹の中に溜まって死んでしまうことになります。
プラスチックは自然界の中では異質のものであるため、自然界に放り出された際は、自然の循環の中に入ることが出来ず、害になってしまいます。
地下から取り出した原油で作られたプラスチック
プラスチックの原料は地下から掘り出された原油です。
地中から掘り出されたということは、地上に存在する物が増えることになります。プラスチックを焼却する時には温暖化ガスが発生します。この温暖化ガスは地上に存在していなかったもの(地下から掘り出された原油)からの物なので、地上には余計な温暖化ガスが増えます。
今、藻などから代替え原油(バイオオイル)が取られるようになりました。その為、プラスチックもバイオオイルから作ることが出来ます。地上にあるものを利用して、プラスチック製品を作ることができるのであれば、地上に存在する物が増える事はありません。地上にあるもので作られるのでプラスマイナスゼロです。その為、これからのプラスチックは、バイオオイルから作られなければ、地球温暖化のスピードを抑えることが出来ないと思います。
もちろん、プラスチックという自然分解に時間を要する物が出来てしまうのは、自然界を汚してしまうことになります。
プラスチックとどう付き合っていけばいいか
プラスチックは悪であるとは思いません。プラスチックがなければ、今の社会は成り立っていないと思います。ただ、現実として、自然界を汚しており、将来的に人間が住めない地球になっていく方向に進んでいます。
では、どうすればいいのか。どう考えても、今はプラスチックを無くすことは出来ないです。プラスチックを使わない生活は無理です。
出来る範囲の事と言えば、プラスチックを使う量を減らすという事かなと思います。レジ袋、ストロー、コップなどは減らせるのではないかと思います。レジ袋であれば、マイバッグを使用すればいいし、飲み物はわざわざストローを使用する必要はありません。勤め先であれば、使い捨てコップを使わずに、洗って使えるマグカップを使用すればいいと思います。こうすることによって、プラスチックのゴミの量を減らすことが出来ます。
また、PETボトルはリサイクルの回収ボックスに入れることをすれば、リサイクルされ、ゴミを減らすことが出来ます。食品トレイなどもスーパーの回収ボックスに入れればリサイクルされます。
そして、道端にプラスチックゴミが落ちていれば、拾ってゴミ箱に捨てる。これをすれば、海や川にプラスチックが流れていくことを防げます。
今、私たちが出来る事は、プラスチックゴミを少しでも減らす、リサイクルすることだと思います。プラスチックの代替え素材の研究、分解に対する研究など、様々な研究がされています。おそらくこれらの研究は、加速されることになるので、近いうちに、プラスチックゴミの対する対処法は見るかると思います。それまでの間は、少しでもプラスチックゴミが増えない努力をしていかなればなりません。多くの人が実行していけば、きっと地球温暖化や海洋汚染は防いでいけると思います。
キレイな地球に戻していきましょう。
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