コカ・コーラ(Coca-Cola)社が米国で100%リサイクルされたペットボトルでの飲料を販売する報道についてシェアしたいと思います。
【Coca-Cola】Endlessly Refreshing: Coca-Cola North America Rolls Out Bottles Made from 100% Recycled PET Plastic(終わらい新鮮さ:北米コカ・コーラ社は100%PETからリサイクルされたボトルの導入を始めます)
100%ペットボトルからリサイクルされたペットボトルの意味することなんでしょうか。
新しく製造されるペットボトルの材料が、すべて過去に製造されたペットボトルということで、新たに化石燃料、バイオ燃料が使われていないことになります。つまり、ペットボトルがペットボトルに戻ることになり、ペットボトルの循環になっているということです。
100%リサイクルボトルで販売される飲み物は、13.2オンス(390ミリリットル)タイプの「Coke」、「Diet Coke」、 「Coke Zero Sugar」、「Coca-Cola Flavors」の4種類で、2021年2月からの展開になり、他の飲料は2021年夏からの展開になる予定です。
展開される地域は、カルフォルニア州、フロリダ州と他に選ばれた数州になるとのことで、まだ、アメリカのすべての州にはなっていません。
コカ・コーラ社は2025年までにすべての容器のリサイクルを目指しています。そして2030年には世界展開を計画しているそうで、日本にも近い将来、リサイクル容器が見られるかもしれません。
企業が100%のプラスチックリサイクルを実現できるようになってきました。私たち、消費者側としては、必ずペットボトルを回収ボックスなど適切な場所に入れるようにしていかなければなりません。そうすることで、企業がより多くのペットボトルをリサイクルする環境が出来、より確実なプラスチックの循環の仕組みが出来てくる思います。ペットボトルの循環の仕組みを作る為には、企業側だけでなく消費者側も努力しなければいけません。
ペットプラスチックから100%リサイクルされるペットプラスチックを『rPET』と称しています。将来、すべての飲料ボトルが、rPETになっていくのであれば、海で流れるペットボトルは無くなるかもしれませんね。
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