【今週のドル円分析】
週全体としては87pipsという狭いレンジですが、木曜日から金曜日にかけての急落と急騰で2日で170pips変動しています。
木曜日はリスクオフでのドル売り、ユーロ買いと言われましたが、翌日の金曜日では経済復興期待でドル買いが進んだと言われています。ただ、指標での変動はほとんど無かったので、結局は前日の売りの調整のようにも見えます。月末のロンドンフィックスであったことも影響していると思われます。
【来週の為替予想】
月曜日にISM、水曜日にADP雇用統計、金曜日に雇用統計と重要な指標が控えています。先月よりも良い予想になっています。また、全世界での経済活動の再開で、経済復興期待が高まっています。しかし、新型肺炎の第2波の恐れや米中問題の再燃が不安視されています。
テクニカルでは、先週の上昇のチャネルを抜けましたが、下降チャネル形成に至っていません。そして、木曜日は107.1円を割りましたが、すぐに107.9円台につけ、終値は107.79円になり、先週の終値よりも僅かに上昇しています。
上記を踏まえ、上昇方向に見ています。しかし、大きな不安要素もある為、レンジを基本としたジリ上げと見ています。
指標の結果が予想よりも悪い時の急落には注意したいです。
高値:108.7円、安値:106.8円
ドル円 – 4時間足
黒枠のボックス(108.7から106.8円)での動きを予想しています。
ピンク色のチャネルが先週まで形成されていたチャネル、水色のチャネルが今週作ったチャネルです。方向感が見えないので水平ラインでの動きに注意しています。
重要なラインとして、108.5, 108.1, 107.9, 107.5, 107.05円付近を見ています。
黒線107.5円を割ってくると下方向と見ています。
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