ブラジルのアマゾンの森林伐採・森林火災が急激なスピードで進んでいるというニュースが世界各国で流れています。
この記事の中に、WMO(The World Meteorological Organization)のツイートがありますが、も火災の煙が500万平方きろーメートル以上にも及ぶそうです。EUの大きさが450万平方キロメートルなので、煙の大きさが異常だとわかると思います。
アマゾンは地球の20%の酸素を作り出していると言われています。そのアマゾンが、森林伐採・森林火災が年々増加していることにより、地球環境に影響するのは必至です。
ブラジルの首相がこの件について、責められています。ブラジルが経済の発展の為に、自国の森林の面積を減らしていくというのは、理解が出来ます。どの国も経済発展の為に、自然を破壊し続けて生きた訳ですから。ブラジルの森林を食い止めるためには、ブラジルだけに責任を求めるのではなく、各国が助け合って、森林破壊を止めていかなければなりません。地球の酸素の20%を作り出しているというのであれば、なおさらです。
二酸化炭素を排出量の制限などでもあるように、酸素を製造する利権のような制度もあっていいような気がします。そうすることにより、ブラジルがアマゾンを破壊しなくても利益をもたらすことが出来ます。
昔、アメリカで『トータルリコール』という映画がありました。木星?の居住エリアで、木星にには酸素がないので、酸素を製造する団体が木星を支配してしまっているという話です。地球温暖化が深刻になっていけば、酸素を作り出す森林は非常な財産になるはずです。森林保有での利益が産まれるような仕組みになれば、アマゾンの森林破壊は止められるのではないかと思います。もちろん、『トータルリコール』のような利権の争いにはならないことが重要です。
ただ、すぐにそういう制度が出来るわけでないので、各国が協力しあい、アマゾンの森林破壊を早急に食い止める必要があります。
コメント