カラスがゴミ拾いに一役買う!?

環境問題

喫煙者のポイ捨て行動は万国共通ということで、残念ながら、日本でもタバコのポイ捨てが至る所で見られます。

多くの方が、ボランティアでタバコの吸殻の清掃をしてくれていますが、なんとカラスも吸殻の回収をしています。

フランス編

France 24 English : The crows trained to clean up cigarette butts

2018年の動画になります。フランスの 遊園地『Puy du Fou』で、カラスを訓練させて、遊園地内のゴミを捕らせるということをしています。

タバコの吸い殻だけではなく、紙ごみも拾っているのには驚きです。

ゴミを拾ってくれば、エサが貰えるというので、カラスも働いているということになるのでしょうか。

日本ではカラスは怖いイメージがありますが、動画を見ていると、人に馴れているようで、カラスは頭がいいんでしょうね。

スウェーデン編

Reuters : Crows trained to clean up cigarette butts in Sweden

2022年の動画になります。

スウェーデンのCorvid Cleaning という会社が考えた仕組みです。

ゴミと交換でエサが貰えるということをカラスに覚えさせるのですが、人がカラスを馴らせて覚えさせるのではなく、ゴミを入れると、ビンにエサが出てくるという仕組みを作り上げて、自然にカラスに覚えさせるというのです。

Corvidという名前はCrow like Birds(鳥のようなカラス)の略語で、動画ではズキンガラスがゴミを捕ってきています。

ズキンガラス

ヨーロッパのカラスはかわいいですよね。

おわりに

カラスはゴミ回収場所でゴミを荒らすという厄介者扱いですが、ゴミを拾って、エサを与えるという風に覚えさせることが出来るのであれば、町中の吸い殻のゴミが減り、その分、適切な場所でエサが貰え、ゴミ回収場所のゴミを荒らすことは無くなるのかもしれません。

ただ、タバコの吸い殻は、明らかに喫煙者の責任なので、ポイ捨て罰金を強化して、ポイ捨てはやめて欲しいですね。

江戸に学ぶエコ生活術
CCCメディアハウス
日本建築やデザインの美しさに魅了されたアメリカ人研究者が、新たに着目したのがサステナブルな社会を実現した江戸の暮らしです。
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