【環境問題記事】フィンランドの馬糞発電

環境問題

こんにちは。

今週の環境問題に関連する記事をシェアしたいと思います。

フィンランドの馬糞発電

面白い記事がありまいした。

Reuters:Poo power: Horse manure from World Cup powers Helsinki homes

Poo power: Horse manure from World Cup powers Helsinki homes
Horse power has a different meaning at the Helsinki International Horse Show as the electricity need...

フィンランドでは馬糞を利用した発電を行っているそうです。フィンランドの馬術大会「FEI World Cup Jumping」で使用される電気は、すべて馬の糞から発電されているとのことです。

370頭から100トンの馬糞がとれ、およそ150メガワットの電力を得ることができるそうです。記事には、馬糞から電気がどのように発電されるかというのは記載されていませんが、おそらく、馬糞から出るメタンガスや熱を利用して発電されていると思います。バイオマス発電の一種ですね。

記事に記載されている馬糞を利用して発電するフィンランド会社「Fortum HorsePower」のホームページです。

https://www.fortumhorsepower.com/en/

この会社は馬の糞を回収し、糞から発電し、家庭へ配電します。また林業から出た馬の寝わらを馬の飼育場に配達します。ゴミをすべて有効に活用している会社ですね。

Youtubeでわかりやすく動画にまとめられているので、ご覧ください。

馬の糞という事ですが、色々と調べていくと、アメリカでは牛の糞を利用した発電もありました。太陽光発電、風力発電は、天候に左右される為、必ずしも毎日発電できるとは限りません。その為、このような糞を利用した発電は安定的に電気を得ることができる手段になると思います。2頭の馬の糞から1つの家を温める電力を得ることが出来ると記されていますので、少なくとも、馬の飼育場の電気は、少なくとも飼育場だけで賄えることができるかもしれませんね。

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