米国:ワシントン州、レジ袋の禁止

環境問題

seattle pi : Washington state set to ban single-use plastic bags(ワシントン州がレジ袋の禁止を制定)
https://www.seattlepi.com/local/politics/article/Washington-set-to-ban-single-use-plastic-bags-15117836.php#item-85307-tbla-5

アメリカのワシントン州で、レジ袋の禁止(無料配布の禁止)の法案が議会を通過しました。

アメリカはパリ協定の脱退という話題から、環境問題について後回しというイメージがありますが、国内では進んでいた模様です。

記事によると、今回のワシントン州を含め9つの州(カルフォルニア、コネチカット、デルウェア、ハワイ、メイン、ニューヨーク、オレゴン、バーモント、ワシントン)でレジ袋の禁止の法案が通過しています。ただ、アメリカは50の州があるので、9つの州ということは多いとは言えませんが、アメリカでレジ袋の禁止が拡がってきているということは評価したいです。

アメリカは国主導でレジ袋の禁止を一斉にしていくのではなく、州単位で決定しているようです。また市のレベルでは、シアトル(ワシントン州)、ボストン(マサチューセッツ州)、シカゴ(イリノイ州)、ロサンゼルス(カルフォルニア州)、サンフランシスコ(カルフォルニア州)、ポートランド(オレゴン州)、メイン(メイン州)、ボールダー(コロラド州)、コロラド(コロラド州)でレジ袋の禁止が実施されています。これらの都市の州は上記の9つの州以外もあり、各行政単位で実施しているようです。

アメリカのショッピングは一気に沢山のものを買い込むイメージがあります。商品はアメリカンサイズで大きいです。なので、どのような買い物袋が売られているかアメリカのAmazonで確認してみると、複数の買い物袋のセットが売られていました。日本では1袋がほとんどですが、アメリカは2袋や3袋などが多かったです。やはり1袋では足りないみたいですね。

アメリカ全体でレジ袋の禁止になれば、相当量のレジ袋が削減され、地球温暖化や海洋汚染が軽減されるのではないでしょうか。今後の動向も見守っていきたいと思います。

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