堆肥化出来る素材(生分解できる素材)で使い捨てマスクを製造したフランスのゲオシャンブル社(Géochanvre)の記事を紹介します。
Reuters : From field to compost: French firm develops hemp face masks(フランスの会社が麻素材のマスクを開発)
記事の中の動画では、海にマスクが流出しており、材質がプラスチックの為、海底でゴミとして残っているのが分かります。レジ袋と同じような事が起こっています。
ゲオシャンブル社のマスクの素材は麻が使われており、海に流出しても、自然分解するの為、海底でゴミにはなりません。また、堆肥化するため、ごみと捨てずに、土に埋めておいても問題ありません。
麻素材ということで、着け心地が悪い気がしますが、マスクの裏側は、トウモロコシの素材を使用して着け心地を浴しているそうです。また、ゴムの部分はリサイクルするそうです。
下記が、生分解素材でマスクを作ったゲオシャンブル社(Géochanvre)のサイトです。残念ながら、仏語でしかありませんが、Googleの翻訳で、ある程度、理解できると思います。
確かに、今年になって、使い捨てマスクが、道に落ちているのをよく見ます。意図して、捨てている物ではなく、ポケットに入れていたものが、落ちてしまったケースが多いのだと思います。
下記が、私が持っている使い捨てマスクの材質を映した写真です。プラスチック製分のポリプロピレンやポリエチレンです。これが海に流れると、レジ袋と同様に海洋汚染に繋がります。
レジ袋の次はマスクです。
先述した通り、意図して落としたという事は無いと思います。ただ、実際に落としてしまっている事が多いので、マスクは落とさないように、必ずカバンの中に入れておきましょう。そして使い終わったら、屋外のゴミ箱ではなく、家のゴミ箱に確実に捨てるようにしましょう。そうすることで、外に流れるマスクの数は減らせることが出来ると思います。
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